用語集:か行

解約請求

投資信託の換金時に、販売会社を通じて投資信託財産からの取崩しを投信会社に請求することです。

格付け

格付会社が国や企業の発行する債券の信用力や安全性を総合的に分析してランク付けしたものです。
通常高格付からAAA.AA.A.BBB.BB.B.CCC・・・・のように表示されます。
一般的に格付けがBB以下の債券はハイイールド債とよばれ利回りが高くなりますが、リスクも高い債券と位置づけられます。

株式投資信託

株式を少しでも組み入れることが可能なファンドのことです。主として債券に投資するファンドであっても、約款上、株式にも投資できるファンドは株式投資信託に分類されます。

為替ヘッジ

為替の変動による影響を受けることを回避することで、外貨資産の円ベースの価値の変化を抑えることです。
一般的に、海外の株式や債券に投資するとその国の通貨で運用されますので、為替の変動の影響を受けます。
購入時より円高になったときの資産価値が下がるのを抑えることができますが、円安の恩恵は受けられません。
また、相応のコストが必要になります。原則は外貨の短期金利と日本円の短期金利の差となりますが、それ以外の要因もあります。

基準価額

投資信託の値段のことです。投資信託の純資産総額を受益権の口数で割ったものです。
多くの投資信託は1万口1万円で設定され、その後の運用結果により変動します。
投資家が投資信託を購入したり換金したりする際は、この基準価額で行います。
分配金は信託財産の中から支払われますので、分配金が支払われると基準価額は下がります。

キャピタル・ゲイン

キャピタルゲインとは資産を保有することで得られる利益のことです。債券の利子、株式の配当金、不動産の家賃などです。

クローズド期間

ファンドによって一定期間換金が出来ないものがあり、この換金できない期間のことをいいます。

公社債投資信託

投資対象に株式を一切組み入れないこととして、国債や社債など債券を中心に運用します。
安全性の高い債券で運用しますが、金利上昇時には債券の価格が下がりますので元本割れする可能性もあります。
また、海外の債券に投資する場合には為替リスクがあります。

個別元本

投資信託を購入したときの基準価額のことを言います。その後、基準価額は運用結果により変動します。
換金したときの基準価格と個別元本(購入したときの基準価額)の差額が収益とみなされ課税されます。
分配金も収益がでているときは課税されます。

コモディティ

商品や産物のこと。原油やガソリンなどのエネルギー、金、プラチナや銅、アルミニウムなどの鉱物、また小麦、トウモロコシ、コーヒーなどの食品などが含まれる。