用語集:は行

バランス型ファンド

「幕の内弁当」のようなファンドです。様々一口にバランス型といっても組み合わせにより、様々な種類があります。
リスクを抑える分リターンはあまり高くないものが多く、初心者向けといえます。な資産を組み合わせることで値動きを安定させる効果が期待できます。

パッシブ運用

ベンチマークとできるだけ同じような運用成果を上げようとする運用スタイルです。(参照:アクティブ運用)

ファミリーファンド方式

複数のファンドの資金をまとめて効率的に運用するための仕組みのことです。投資家が取得するファンドを「ベビーファンド」、複数のベビーファンドの資金をまとめて運用するためのファンドを「マザーファンド」といい、この全体の仕組みをファミリーファンド方式といいます。この場合は実質的な運用はマザーファンドにおいて行われ、その運用成果がベビーファンドを通じて受益者に損益に反映されます。マザーファンドに投資するに際しての投資コストはかかりません。

ファンド・オブ・ファンズ

「主として投資信託証券(証券投資信託受益証券及び証券投資法人の投資証券)に投資するもの」。簡単にいうと「投資信託に投資する投資信託」で、複数の投資信託(ファンド)を適切に組み合わせて一つの投資信託(ファンド)にまとめたものをいいます。これには、運用会社が自社で運用するファンドを投資対象とするもの、他の会社が運用するファンドを投資対象とするもの、さらには自社と他社のファンドを組み合わせるものがあります。

普通分配金

決算日の分配落ち後の基準価額と受益者(ファンドの保有者)の個別元本を比べ、分配落ち後の基準価額が個別元本と同額または個別元本を上回る場合の分配金のことを指し、源泉分離・申告分離課税の場合に課税対象となります。

ベンチマーク

投資信託が運用する際に目標とする基準のことです。
指数はその市場の平均とみなされることから、その指数を上回ると運用成績がよかったということになります。
ベンチマークを設けていない投資信託もあります。
どんな指数をベンチマークにしているかは「目論見書」や「運用報告書」に記載されています。

ポートフォリオ

金融商品の組み合わせのことで、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。
目的に合わせて最初に投資する金額、毎月の積立額、そして、投資の目標額を達成するための利回りなどを想定して決めます。
目標のリターンと許容できるリスクのなかで適切なリターンを目指すための分散投資ともいえます。