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「コンサルティング考動の高度化」を目指して

当行は、1952年の設立以来、地域に根付く金融機関として千葉県の発展に尽力してまいりました。当行が営業基盤とする千葉県は人口が625万人を超えており、成長を拡大できるポテンシャルを有しています。しかし、人口に占める高齢者の割合が上昇するなど中長期的には人口減少トレンドへの転換・少子高齢化への進展が見込まれており、一方でお客さまのニーズもますます多様化・高度化していくことが予想されます。

このような環境下のもと、当行は2019年4月にスタートさせた中期経営計画「コンサルティング考動プロジェクト2022~より近く。より深く。ともに未来へ。~」に基づき各種施策を積極的に展開しています。コンサルティング機能をより進化させ、お客さまが抱える事業承継や人材、経営効率化などの経営課題や様々なニーズにお応えし、「コンサルティング考動の高度化」をさらに進めていきます。

フィンテックなどの新しい技術の普及により、金融機関を取り巻く環境も大きく変わり行く時代です。皆さんには、ビジネスモデルの変化や技術の進化に合わせて、自律的に能力を磨き続けることのできる人材を目指していただきたいと思います。

皆さん一人ひとりの成長がひいてはお客さまの成功につながるはずです。お客さまからたくさんのありがとうを頂戴できる行員を目指してください。

熱い思いを持った皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

取締役頭取 梅田仁司

1951年
千葉興業銀行誕生の趣旨

千葉県内における新銀行設立趣旨(要約)

終戦後混乱を極めた経済界も漸次落着きを回復し、強化されていた各般の経済統制も漸次緩和さるるに及び、県下の金融機関も一行独占よりは今一行位は新設を許し、昔のようにお互いに勉強し県民の便を計るのが県下の業者のために便利であるという声が経るにつれて高くなってきた。
これを具体的に見ても、一行独占は当業者を安易感に惰せしめややもすれば業務に熱意を欠き、これが貯蓄吸収の努力を停頓せしむることともなり易い。千葉県の如くその大部分が農漁村に占めらるる地方にあっては、いわゆるタンス貯金の弊が多く一層貯金吸収の熱意と努力が必要なのである。また県下の中小企業融資においても、何等かの事情により独占せる一行において商談が困難を来たした場合には、もはや県内において事業の経営が阻止さるる結果となる。しかしてかかる事例は現在において少しとせず我等の常に見聞するところである。
かのような実情であるだけに近年県内各種の業者側から銀行新設を要望する声が漸次高まり来たったのである。地元民は真に県中心の親切なる銀行の誕生を待望する次第である。

新銀行の性格及び方針

一、純然たる地方銀行たらんことを期する。したがって資本金の如きは原則として県内の実業者に求めたい。
一、県内の実業は主として中小企業者の経営するところであるから、真の中小企業者相手の庶民金融をその特色としたい。三万、五万の小額の融資をもその支店網を通じて行い、県内の中小企業者の親切なる相談相手たらんことを期する。
一、貯金は一般預金の外零細なる貯金の吸収に務め、定額貯金及び土地柄によっては日掛貯金等をも取扱いたい。かくして土地柄多額の潜在を予想さるる所謂タンス貯金の一掃を期する。
一、県中心の銀行であるから遠い将来は別として、当分は東京方面への進出を考えず県内のみにて活動する。

この内免許の申請については、1951年9月18日付で大蔵省銀行局長名をもって認可された旨、通知された。

千葉興業銀行設立趣意書の原本