INTERVIEWS 05
コンサルティング課②
本間 崇寛
支店 コンサルティング課 課長 2011年入行

経済学部に所属して会計を学び、企業分析の研究を行った学生時代。その影響で就職活動は、銀行、証券、保険など、金融業界に絞って行った。入行後は預金業務を半年ほど行い、コンサルティング課に異動。4つの支店を経て、現在は課長としてコンサルティング課を牽引。部下の指導を行いながら、自らもお客さまへのコンサルティング業務を行っている。

お客さまを想うことから、
信頼がはじまっていく

私の最大のミッションは、支店の営業推進です。そのために課長の本業であるマネジメント業務として並行して、自身もコンサルティング業務を担うことでお客さまに選ばれる存在になるよう努めています。
コンサルティング業務でやりがいを感じるのは、お客さまに感謝していただいた時です。そのためには、「お客さま本位」になることが大切だと思います。もちろん、自分たちの利益をきちんと考えることは大切です。しかし、お客さまから信頼をいただくことができなければ、当行とのお取り引きが生まれることはありません。信頼関係は、知識やスキルなど特定の能力だけでは築くことはできず、人となりや会話をするなかで積み上がっていくものだと考えています。その過程で最も大切なことは、「お客さまを想い、お客さまに寄り添うこと」です。お客さまの課題や想いをしっかりと理解し、お客さまが気付いていないようなご提案ができてこそ、価値のある存在になれるのだと思います。

自分が何とかしなければならない、
そう思えた先に成長がある

はじめてお客さまができたのは、入行して2年経過した頃です。製造業を営むお客さまで、新しい産業機械を入れるためにご融資を希望されていました。ご融資を行うためには、事業計画をしっかりと確認しなければなりません。自分では把握できていたつもりでも、上司と協議をするなかで、確認できていないことが多数あることが分かりました。そこで、もう一度お客さまにお伺いするにあたり、会社のトップである経営者の方に改めてお時間をいただくことに対して、気後れしてしまいました。しかし、「このお客さまの担当者は自分しかいない」と自らを奮い立たせ、覚悟を決めました。
自分が何とかしなければならない。そう思えたことをきっかけに、さまざまなことを考えるようになりました。自分自身の成長を促進させるためには、「自分ごと化」することが一番の近道です。そのことをしっかりと学ぶことができました。

部下にとって身近な存在となり、
支店全体のベクトルを同じ方向へ

現在、課員は8名おり、それぞれの行動把握、案件フォロー、OJTなどを行っています。部下がお客さまにご提案を行う時は何が最善かを一緒に考え、経験の浅い行員に対しては同行をするなど、なるべく部下にとって身近な存在でいようと心掛けています。特に意識しているのは、部下の考えを頭ごなしに否定しないことです。もちろん、時には厳しい指導が必要です。しかし、悪いところを指摘するだけでは、部下のモチベーションは上がらず、成長もできなくなるため、部下の言い分をしっかり聴くよう心掛けています。
その結果、全員が同じ目標に向かって頑張り、一人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮した時は、大きなやりがいを感じます。仮に結果が出なかったとしても、全員が同じ方向を向いて仕事ができている雰囲気を感じられると、課長として間違ってなかったと実感します。

REASON
入行の決め手

就職活動の際に自分の将来を考えた時、家庭を持って生活することを考えると転勤を前提とした働き方ではなく、地元の千葉で働きたいという想いを持ちました。また、金融に興味があったことが重なり、最終的に当行を選択しました。選考当時、当行の採用担当者は、私の良い点に加え、改善点も真摯に説明してくれたことが、とても印象に残っています。その真摯な姿勢に惹かれたことが入行の決め手となりました。

VISION
これからの目標

次のステップである「副支店長」を目指したいですが、まずは、現在の「課長」というポジションをしっかりとこなせるようになりたいと考えています。営業推進の責任者として、支店を多くのお客さまに選ばれる存在にし、部下の育成も行っていきます。マネージャーとプレイヤーの両側面をさらにレベルアップしていき、支店の成長に貢献していきたいです。そして、「本間に任せておけば大丈夫」と思われるようになりたいです。