INTERVIEWS 01
支店長
古山 浩
支店 支店長 1994年入行

学生時代は農獣医学部に所属し、農業全般について学ぶ。また、デパート、ホテル、百貨店、飲食などさまざまな業態でアルバイトも経験。そうしたなか、授業で「簿記概論」を学んだ際、その面白さに興味を持ち、ダブルスクールで専門学校に通って資格を取得するほど簿記にのめり込んでいく。入行後は、8つの支店、本部の経営企画部での経験を経て、現在は支店長として一つの支店をまとめている。

支店のあらゆる責任を背負い、
誰もが安心して働ける職場を

営業推進、リスク管理、行員の健康管理など、支店長の業務は多岐にわたります。最近では、台風や地震などの災害が増えてきており、「事業継続計画」を立てることも大切な役割になってきました。
営業推進では、まず行員と一緒にお客さま先に伺うことが第一です。私が会話をする様子を見て学んでもらったり、行員とお客さまとの会話に助け船を出したり、教育とフォローの視点でサポートを行っています。また、支店の最終決裁者になりますから、行員がお客さまに行うご提案をチェックすることも大切な役割です。ご融資額は適切か、本当にご融資という提案でよいのか、そうした判断をこれまでの経験とノウハウから導き出し、アドバイスをしていきます。また、ご融資の与信リスク、事務リスク、コンプライアンス、感染症対策など、リスクに備えて対策を立てることも、支店の皆さんに安心して働いてもらうために欠かせません。

さまざまな仕事を自分の力で
完結させる感動を味わってほしい

行員を指導する上で意識しているのは“反復”です。例えば、新人行員には「この会社はどのようなことをやっているの?」と毎回聞くんです。すると、自分できちんと深くまで調べてきてくれるようになります。それができるようになると次のハードルを用意する。そうやって段々と能動的に動けるように指導をしています。
当行は若いうちからさまざまな仕事に取り組めることが特徴ですが、そのためには「自ら動く」という力がとても大切です。私自身も、入行4~5年目の時に大きな総合病院を建設するプロジェクトを任されたことがありました。ご融資のための調査や書類の準備、返済シミュレーションもすべて自分で行いました。大変なこともありましたが、自分の力で複雑な案件をまとめ上げ、病院の皆さま、地域の皆さまに貢献できたと感じられた時は、本当に嬉しかったです。部下行員にもそんな体験をしてもらえるよう、日々、自律するための手助けをしています。

知識は会話の力になり、
会話が自分自身の成長に
つながっていく

銀行と企業のお付き合いとはいえ、最後には人と人との信頼関係を築けなければ、私たちの事業は成り立ちません。そして、信頼関係は自分を好きになっていただけるかどうかが一つのポイントであり、そのためにはお客さまと会話をする力が不可欠です。私は会話をする力を磨くために、広く浅く、あらゆる知識を身につけるための努力をしました。知識は会話をする上で一番大切な要素になると考えています。私たちはお客さまと相対する時、「傾聴」が基本になりますが、会話が続かなければお客さまのお気持ちを引き出すことはできません。
ちば興銀のお客さまが営む事業はさまざまですし、その道のプロから聞けるお話はどれも聞き応え満点です。自分の知識が増えることでより多くの経営者の方と会話ができますし、その分、自身の幅もどんどん広がっていきます。そして、自分自身が成長することで最終的には地域の発展にもつながっていきます。大きなやりがいのある仕事に、ぜひ期待してください。

REASON
入行の決め手

特に業種を限定せずに就職活動を行っていました。多くの企業を回っていくなかで、全国転勤がある仕事は自分の価値観とは合わないと気が付くタイミングがありました。やはり、生まれ育った千葉県に対する思い入れが強かったのだと思います。そして、千葉県内の企業に絞り、出会ったのがちば興銀です。純粋にさまざまな業種と関わりを持てますし、ダイレクトに地元のお客さまのお役に立てる銀行であることに魅力を感じ、入行を決めました。

VISION
これからの目標

昨今、デジタル革新や感染症の影響により、世の中は大きな変化を遂げています。そうしたなかで、ますます重要になってくるのがコンサルティング提案です。当行も中期経営計画で「コンサルティング考動」を掲げ、活動を行っています。お客さまのお悩みを的確に見極め、よりよい解決ができる金融機関にすることが今後の目標です。地域のお客さまが発展し続ければ、当行も同じように発展を続けられます。そういった意味でも、Win-Winの関係性をこれからも大切にしていきたいです。