CROSSTALK 02
女性行員座談会

自分らしく、いつまでも、
キャリアを築いていける環境で

結婚、出産、子育て、さまざまなライフステージを経ても自分らしく働いていけるように、当行では働く環境の整備に力を入れています。
ここでは、育児をしながら働く3名の行員の座談会から、その制度や実際の働きやすさをご紹介していきます。

MEMBERS

野手 孝美
八幡支店 
営業課 課長代理

「生活の根幹を支えている会社に就職したい」という考えのもと、就職活動では海運企業を受けるが、「銀行も海運業界と同じように生活の根幹を支えている」と感じ、ちば興銀の社風に惹かれ入行。2歳の女の子を育てながら働く。

名和 理絵
佐倉支店
お客さまサービス課 課長

地元である千葉県の役に立ちたいと考え、就職活動では金融業界を見て回る。そのなかで、選考時におけるちば興銀の親身な対応に惹かれ、入行を決めた。2歳の男の子を育てながら働く。

傳田 彩香
市川支店 コンサルティング課
ライフコンサルタント 課長代理

就職活動では、証券会社に勤める両親の影響で金融業界に興味を持った。集団面接でロールプレイングをしてくれるなど、学生の目線に立ってくれたちば興銀の対応に好感を持ち入行。6歳と4歳、二児の母。

SESSION 01
子育てをしながら働く行員が多く、
理解があることが嬉しい
野手
当行は子育てをしながら働く上で、周りの方の理解がすごくあると思いますね。子どもを保育園に預けているのですが、「子どもが熱を出してしまった」という時は、皆さんに「大丈夫?早くお迎えに行ってあげて」と声を掛けてもらえます。お子さんがいらっしゃる方も多いですよね。
名和
私が勤務する佐倉支店も同じような雰囲気があります。少人数の支店ですが、同じ課の課長代理も2歳と4歳の育児をしながら働いていますし、ほかの支店でもお子さんがいる方は多いと聞きますね。
傳田
子育てをしながら働くロールモデルになってくれる先輩がたくさんいますよね。
名和
子どもに何かあった時、早く帰る、休暇を取得する、そうしたことを先輩方がきちんと実行してくれていますし、周りの皆さんもそれに協力してくれるという雰囲気があるので、自分の子どもに何かあった時も安心です。
野手
子どものために仕事をお休みして、翌日に出勤した時は、支店長から「お子さん、大丈夫?」と声を掛けてもらえるのも嬉しいですね。休んでしまうことに対して、実際にはやはり少し後ろめたさもあるので、そう言ってもらえると心が軽くなります。
傳田
あと、先輩方に子育ての相談をさせてもらうことってないですか?
野手
よく相談させてもらっていますよ。「イヤイヤ期って、どうやって乗り越えてます?」とかですね。(笑)「先輩お母さん」としても頼りにさせてもらっています。子育てと両立しながら働く上司や先輩、スタッフ※さんなど、女性が多くいる職場だからこそ相談できる環境は、本当にありがたいと感じます。
※ちば興銀におけるパートタイマーの呼称
SESSION 02
育児をするための仕事の工夫が
成長につながる
名和
子育てをしながら働いていると、どうしても時間に制約が出てきたりしてしまうと思うのですが、工夫をされていることは何かありますか?
野手
私は、営業課で無担保ローンや住宅ローンに関する書類の整備やお客さま対応に携わっていますが、とにかく仕事を前倒しでやって、残さないことを意識しています。お客さまが支店にいらっしゃる当日に、急に休まなくてはならない時もあるので、お渡しする書類などは必ず前日につくっておくようにするなどしていますね。そうすれば、別の人に仕事を引き継いでも、迷惑を掛けることが少なくなるかなと思います。
傳田
私はライフコンサルタントで、個人のお客さまに営業をするという仕事なのですが、もしかしたら一番融通が利く仕事かもしれないです。自分でアポイントを取って、予定を組んでいくので、調整がしやすいんですよね。「子どもが熱を出すかもしれない」というタイミングの時は、なるべくアポイントを入れないようにしています。名和さんは、お客さまサービス課でどんな工夫をされていますか?
名和
お客さまサービス課は、基本的に窓口でお客さまのご対応をする仕事ですが、私は課長という役割ですので支店全体の管理や運営にも携わっています。そのため、「報告」という仕事が多いのですが、野手さんと同じように、なるべくため込まないように意識しています。子どもを預けている保育園から、いつ緊急の連絡が入るか分からないので、早め早めに仕事を片付けるようにしていますね。それでも、どうしても厳しい時は支店長を頼らせてもらうようにしています。また、必ず決まった時間にお迎えにいかなくてはならないので、仕事をテキパキとこなすようになりましたね。
傳田
分かります!絶対に帰らないといけないということが頭にあるので、効率的に仕事を進めること考えたり、段取りをきちんと組んだり、さまざまな工夫をしますよね。子どもが生まれる前に比べると、ずいぶん仕事が速くなったと思います。これもある種の成長なんだと感じますね。
SESSION 03
時間をうまく使うための制度
名和
当行は「プラチナくるみん」を取得しているだけあって、女性が働きやすい色々な制度がありますよね。
傳田
私は、育休を3年取ったのですが、周りのママ友に話すとその長さに驚いていました。ほかの企業と比べても、子育てをする制度としてはかなり充実していると思います。あと、時短勤務も長いんですよね。
野手
時短勤務は、子どもが小学校3年生まで取得できますね。
名和
お客さまサービス課は窓口対応の時間が決まっているので難しいですが、「フレックス制度」も働き方を選べるという点ではいいと思います。コアタイムは決まっていますが、その月のトータル勤務時間が規定に達していればいいという制度なので、便利なのではないでしょうか。どうしても早く帰りたい日ってやっぱりあるじゃないですか。
野手
17:00の定時に対して、16:30に帰った日があったとすれば、翌日は17:30まで働くなど、自分の都合に合わせて時間の調整ができますね。うまく使えればフレックス制度は便利だと思います。
傳田
私は、今後フレックス制度をさらに積極的に使いたいと思っています。上の子どもがもうすぐ小学生になるのですが、平日に1つ習い事をさせたいんですよね。なので、週の1日だけ1時間早く帰って、残りの4日を15分延長して働くといった感じで時間を捻出したいなと思っているんです。
名和
そういった使い方はいいですね。市役所に行きたい時などにも使えそうですよね。また、育児だけでなくて、趣味や自己啓発をしたい方にとっても、時間をうまく使える制度だと思います。女性だけでなく、男性もそうですが、やはり個人の時間というのはリフレッシュするにも大切ですからね。
SESSION 04
育児をしながら、
キャリアを築いていくために
名和
実は、子どもを出産するタイミングで、仕事を辞めようかなと考えていたんです。やはり、子育てと仕事を両立させることに自信がなかったんですよ。
野手
確かに、産休育休に入ると少なくとも1年以上は仕事を離れるわけですから、その間に色々なことが変わっていきますし、私もついていけるかどうか不安でした。
名和
でも、当時の支店長に「せっかく制度も充実しているし、復帰した先輩もたくさんいるんだから、復帰して少し働いてみてから決めたらいいんじゃない?」と助言をもらったんです。確かに今まで築いてきたキャリアもありますし、ここで辞めてしまうのはもったいないと思って、産休育休を取って復帰をすることにしたんですよ。
傳田
私も育休を3年間取っていたので不安はありましたね。実際に復帰後は、商品もその受注方法や使う機器も変わっていました。でも、周りの方が優しくフォローしてくれ、きちんとしたマニュアルもあったので、意外とすんなりと復帰ができたという印象でした。
名和
本当にびっくりするくらい仕事には戻りやすかったと思います。新商品のことなどは、復帰する前に自宅学習システムで学ぶことができましたしね。
野手
また、「パパママセミナー」という子どもがいる行員の皆さんが集まって行う、情報交換会のような企画もありますよね。皆さんがどういう働き方をしているのかを知る機会があるのもいいなと思います。そうした、さまざまな制度があるからこそ、育児をしながらでもキャリアを築いていくことができるのは、当行の大きな魅力ですよね。
傳田
本当にそう思います。私も、子どもと接する機会を大切にしながら、次の役職の課長を目指していきたいと思っています。これだけのサポートがあれば、頑張ろうという気持ちになれますよね。
名和
そうですね。これからも、どんどん活躍する女性が増えてくると思います。次は、私たちがそのロールモデルになっていきたいですね。