CROSSTALK 02 地元に根付いた銀行には安心して働ける優しさがある

CROSSTALK 02仕事×子育て座談会

地元に根付いた銀行には
安心して働ける優しさがある

近年、共働きの夫婦の割合はますます増えてきています。
それに伴い、仕事と子育ての両立という観点は、
今まで以上に注目度の高いものになっていくでしょう。
ここでは、10年近くにわたって〈ちば興銀〉に勤めてきた4人の従業員から、
子育てと仕事について、思うぞんぶん語ってもらいます。

MEMBERS

YUICHI.T
YUICHI.T 千葉支店
融資課
課長代理

大学では、マクロ経済を学ぶ。地元千葉で、これまでの知識を活かせる場所を探して出会ったのが〈ちば興銀〉。小学校の卒業アルバムにも「将来の夢は銀行員」と書いてあったという。

YURIKO.T
YURIKO.T 松戸支店
お客さまサービス課
課長代理

地元に根を張った、生活に欠かせない存在として選んだ就職先が地方銀行だった。〈ちば興銀〉に決めた理由は、形式的な面接ではなく、双方向のコミュニケーションを通して人を大切にする風土を感じたからだった。

HISANO.H
HISANO.H 真砂支店
コンサルティング課
課長代理

接客業をしたいという想いで就職先を探していた。そして、結婚や出産でライフスタイルが変わっても、長く働くことができると考えたのが〈ちば興銀〉。面接官から温かい印象を受けたことが、入行の決め手。

HIKARU.T
HIKARU.T デジタルイノベーション部
デジタルICT企画担当
調査役

社長と話せる仕事はないだろうかと考えて就職活動を行う。その中で、「堅苦しい銀行」というイメージとは異なる、〈ちば興銀〉の柔らかい姿勢に惹かれて、入行を決意。

CROSSTALK
SESSION
01
これまでのキャリアは?
YURIKO.T
入行してからしばらくは、本部で研修を受けましたよね。自分はそこで基礎知識を学びながら、配属された営業店で窓口業務を担当するという流れでした。
YUICHI.T
懐かしいですね。入行したばかりの頃は、本当に右も左も分からなくて、メモを片手に先輩によく質問していました。
YURIKO.T
けれど、先輩がとても優しくて、「何度でも聞いていいよ。正確性が大切だから」と言ってくれたことをよく覚えています。
HISANO.H
不安な時ほど、周りの人の存在が大切ですよね。営業店には、正社員だけじゃなくパートタイムで働く従業員もいて、私の配属された営業店の人たちは、皆とても優しく教えてくれました。
HIKARU.T
HISANO. Hさんと同じように、私も上司や同僚によくしてもらいました。母親と息子くらいに年齢が離れていたこともあってか、よく面倒を見てもらって…。
YURIKO.T
社会に出たばかりの人にとっては、とても安心できる環境ですよね。そこから私は、営業として個人渉外を担当して、今は店頭にいらしたお客さまの対応をする仕事がメインで、課長代理として働いています。
YUICHI.T
私は外回りをするようになって、地元の中小企業に向けたコンサルティングをしています。はじめてのことも多いですが、困った時はいつでも先輩が手を差し伸べてくれます。
HIKARU.T
なるほど。私は営業店を転々としながら、外回りの営業を担当したり、行内の業務をしたりと色々な業務に携わってきました。そして今は、本部のデジタルイノベーション部にいますが、転職をしたのかなってくらい業務内容が大きく変わりましたね。戸惑いもありましたが、いい機会だと思って新しい資格を取るなど勉強を進めています。〈ちば興銀〉では、資格の取得のために、参考書や受験費用、対策講座の支援があるので、とても助かりますね。
HISANO.H
資格取得の補助はありがたいですよね。私は今でも営業店にいて、個人渉外担当として、お客さまのサポートをしています。でも、こうして長く働いていると、やっぱり、結婚や出産で生活が変わってきて、育児との両立の仕方を考えることも必要になってきますよね。
CROSSTALK
SESSION
02
仕事と育児の両立のリアルを教えて
HISANO.H
私の場合、最初に配属された営業店に育休から復帰してきた先輩がいました。その人に相談して色々と体験談を教えてもらうことができました。そして、入行4年目で産休に入る前には、妊娠で体調が悪い時に同僚や支店長がフォローしてくれ、とても助かりました。
YURIKO.T
HISANO. Hさんと同じように、私も復職してきた先輩に話を聞く機会がありましたよ。そうやって、周りに育児の経験者がいることは、とても安心できます。話を聞いていたお陰で、時短制度を活用してスムーズに復帰することができました。
HIKARU.T
周りに聞けるのはいいことですよね。私の場合は、子どもが生まれていつも通りにはいかないと痛感したことをよく覚えています。新しい家族が増えても体は一つなので、どうしても時間が足りなくなる。はじめて子どもが生まれた時は、本店の近くの家族寮に住んでいましたが、早めに仕事を切り上げるようにしましたし、「時間内にいかに終わらせるか」と、働き方についても改めて考えさせられました。
HISANO.H
HIKARU. Tさんは、お子さんが二人いますよね。二人目の時は、もう少し落ち着いて仕事ができましたか?
HIKARU.T
いえ、また新しい経験でしたよ。二人目が生まれると、一人目の子が赤ちゃん返りしたり、部屋の数も増やさなきゃいけなかったりで、前とは違った大変さがありました。だから、上司とも相談したうえで、一般的な育休と「産後パパ育休制度」を併用して、2ヵ月まるっと休むことにしたんです。結果としては、妻のことを助けてあげられたり、仕事から離れて頭を整理できたりと、使ってよかったなと思っています。
YUICHI.T
なるほど、子どもを育てるというのは、やっぱり簡単なことではないですね。私も、少し前に第一子が生まれました。そこで、人事に報告したら、私の業務や要望について聞いてくれて、こんな制度が活用できるよ、と色々教えてくれました。
CROSSTALK
CROSSTALK
SESSION
03
子育ての先輩たちに聞きたいことは?
YUICHI.T
私は、これから育休制度を使おうと思っているのですが、皆さんから何かアドバイスはありますか?
HISANO.H
そうですね、周りには育児をしながら仕事をしている男性従業員はいますか?
YUICHI.T
いますよ。男性の先輩も、子どもが熱を出したり、奥さんの代わりに送り迎えをしたりということで、積極的にフレックス制度を活用しています。ちょっと気になってるのは、女性に比べると男性の育休取得の日数が少ないんじゃないかってことです。
HIKARU.T
職場に制度や環境があるかどうかというよりは、男性が育休に「慣れていない」からなんじゃないですかね。育休は、ただ取得すればいいものではなくて、その期間でどんなことができるのかを1から考えないといけません。そして、どのくらいの期間取るべきかという、仕事とのバランスの問題もあります。そういった疑問に対して前例が少ないから、つい自分のほうで遠慮しているんじゃないかという気がしますね。自分の経験談ですが、男性だから育休取りづらい、ということはなかったです。
YUICHI.T
その感覚は、私にもあると思います。女性側から見ると、男性には育休を取ってほしいと思うものですかね?
YURIKO.T
奥様としては家にいてくれたほうが、本当に助かると思いますよ。例えになりますが、腕が2本あるのと4本あるのでは、全然違いますから。腕が2本しかないと、パートナーが帰ってくるまでは、できることが限られてしまうんですよ。
HISANO.H
私も、腕は何本でも欲しかったです(笑)自分が家にいられる間はなんとかなりますが、復帰した時がすごく大変でしたから。保育園の毎日の送り迎えはもちろん、発熱で看病しないといけないことも増えてきます。
YUICHI.T
なるほど、よく相談して、奥さんに寄り添った形で、育休を取得する計画を立ててみることにします。
HIKARU.T
育休を取るか取らないかもそうだけど、取得するタイミングも大事ですね。私の場合、生まれてから最初の1ヵ月は、自分の実家にいたので、母に手伝ってもらうことができました。その期間はあえて育休を使わずに、自分の家に戻ってくるタイミングで育休をスタートさせました。確かに、生まれたばかりの頃はすごく大変ですが、自分の家族に頼れるのなら、一番大変な時期に合わせて、育休を取るのがおすすめです。
CROSSTALK
SESSION
04
ちば興銀の子育て環境は?
HIKARU.T
〈ちば興銀〉の子育てと仕事の両立は、皆さんの目にはどんなふうに映っていますか?
YURIKO.T
私は、育児をしながら働きやすい環境が整っていると思います。産休育休が終わって、今は松戸支店で時短勤務をしていますが、周りの上司や同僚はいつも気を遣ってくれます。私が所属しているのは、店頭のお客さま対応をする部署なので、窓口が開いている一番忙しいはずの時間で、最後までいることができないのは、「迷惑かもしれないな」と思うんですよ。でも、周りの人はいつも優しくて、「時間になったら、残りはやっておくよ」と言ってくれています。
HISANO.H
私がいる真砂支店は、もう「子育て支店」って言えるくらい、皆がサポートしてくれますよ。支店長も、同じ課の人も子どもがいるから、育児の大変さがよく分かっているんだと思います。私の仕事はお客さまが予約した時間次第では、子どものお迎えと被ってしまうことがありますが、そんな時は先にお迎えに行かせてもらえます。
HIKARU.T
それは、すごく素敵なことですね。私は本部に勤務しており、フレックス制度もあるのでかなりうまく両立できていると思います。それに、周りの人たちが子育てに理解を示してくれるのも大きいです。
YUICHI.T
なるほど。従業員の子育てに対して気遣いや協力があって、柔軟に対応もしてくれる、そんな環境なんですね。確かに、自分の目で見ても子育て支援対策はばっちり整っていると思います。これからの時代、もっともっといい環境になっていくでしょうから、先陣を切って積極的に制度を活用することで、産休や育休を取りたいと思っている人の後押しができたらいいですね。
CROSSTALK