PEOPLE 07正解がわからなくても、
恐れずに未来へ

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RISA. K
デジタルイノベーション部
ビジネスイノベーション担当 副調査役|2016年入行

大学は食物学部に進学。栄養士になるための資格を取るなど、銀行からは遠い世界にいたという。しかし、就職活動をはじめた時、地元の千葉に根付いた企業として〈ちば興銀〉の存在を知った。そして、支店見学の際、温かい接客に惹かれた彼女は、これまでの進路から大きく方向を変え、銀行の世界へと歩みはじめた。

現在の仕事内容
これまでにない手法で、
千葉の人々に貢献していく

デジタルイノベーション部では、業務に使用するデバイスの管理から、新規のデジタル事業の企画立案まで、幅広い業務を行っています。その中で私は、「CKBコミュニティ」確立に向けた新規事業の企画や運営に携わっています。CKBコミュニティとは、地域金融機関だからこそ持ちうる信頼と情報・ネットワークの活用により、多くの「幸せ」をデザインすることで生まれる繋がりを意味し、〈ちば興銀〉と関わりのあるすべての人々で構成されます。このCKBコミュニティを広げていくためには、これまでの「銀行」にはなかった新しい発想や手法が必要です。IT技術も積極的に取り込んで、より広く、そしてより強靱なCKBコミュニティを確立させたい。そのために自分も常に学びながら業務を行っています。

仕事のやりがい
はじめてだらけの日々でも、
目の前の目標を越えていく

以前は、松戸支店で個人渉外を担当していたのですが、自分から手を上げて現在の部署に異動してきました。渉外業務と、デジタルイノベーション部での企画業務は、同じ組織にいるとは思えないほど大きく違っています。よい企画を提案できるようにと、日々勉強を続けており、とても忙しい日々が続いています。壁にぶつかることも多いですが、企画が通ったり、目標を達成できたりすると、安心感とともに大きなやりがいを感じます。上司から「よかったよ」と一言褒められるだけでも、とても嬉しいものです。

私の鶏口人材体験※『鶏口人材』とは、当行の求める人材像のことです。
正解のない道を進めば、
新しい価値がきっとある

自分が主担当者として、デジタルイノベーション部の新事業の企画、推進に携わったことが、深く記憶に残っています。これまで行内で前例の無かった新しい企画でした。「どの部署と連携し、どの外部会社の協力を得るべきか」と一つひとつ白い地図を埋めていくような作業が求められ、最初は銀行内の人とやりとりをするのも一苦労でした。打ち合わせを進めようとしても、メンバーの業務状況や、新規事業に対する見方などによって、思い通りに行かないこともありました。それでも「CKBコミュニティ確立に向けて必要なんだ」という想いを伝え、やりとりを重ねるうちに、企画が実現へと向かって少しずつ進んでいきました。そしてリリース後、最終的には当初の目標を上回る結果を残すことができ、とても大きな達成感を得ることができました。今回のプロジェクトをやり切ったことで、部署や年次を越えて、多様な人たちとのコミュニケーションの取り方を学べたと思います。正解が分からないからこそ、その先には新たな価値や自分自身の成長に繫がっている。それこそが新規事業の面白みなのだと実感できた経験でした。

CKBジョブマッチング
営業店を経験したからこそ、
できることがきっとある

私は「CKBジョブマッチング」というキャリア支援制度を利用し、個人渉外担当からデジタル企画担当に異動してきました。これは、従業員向けのオンライン掲示板に「こんな人材を探しています」という求人を張り出し、人材を募る制度です。私の場合は、人事部との「CDP面談」というキャリア面談が、CKBジョブマッチングを利用するきっかけになりました。面談の中で、趣味でパソコンに触れていることを伝えたところ、「それに近い募集がある」と教えてくれたのです。応募する時には、これまでとは全く違う仕事になるという不安もありました。しかし、「過去に渉外担当を経験したからこそ、お客さまに近い目線で、かつ自分にしかできないことに挑戦できるのではないか」と考えて、異動希望を出す決断をしました。新しい仕事やさまざまな経験を通して、今では少しずつ成長を実感できるようにもなりました。勇気を出して応募してみてよかったです。

今後の目標
アンテナを高く張ろう。
私は「新しさ」を恐れない

これからも、CKBコミュニティ確立の一助となれるように、企画力をブラッシュアップしていきたいと思います。そのために、ウェビナーなどの勉強会に積極的に参加しているところです。変化の激しいデジタルの世界ですから、しっかりとアンテナを高く張っておかなければなりません。また、コミュニケーション力の向上も今後の目標のひとつです。これまでになかった新規事業などの企画について、その必要性から内容まで、さまざまな関係者に納得してもらうのはそう簡単ではなく、日々難しさを痛感しています。一方で、しっかりと想いを伝えられると「挑戦してみなよ」と背中を押してくれる風土が〈ちば興銀〉にはあります。これからも新しいことへの挑戦を恐れずに、企画を続けていくつもりです。

皆さんへのメッセージ
独自の支援制度を使って、
あなただけのキャリアを

就職先を決める時には、自分がその会社でどんなキャリアを歩めるのか、という部分も気になるものだと思います。当行には「CDP面談」というキャリア面談や「CKBジョブマッチング」という自ら手を挙げて、興味のある仕事にチャレンジできる環境が整っています。そして、周囲には自分の気持ちを後押ししてくれる人たちがいます。誰かに決められた道を行くのではなく、さまざまな経験を積みながら、自律的にキャリアを築いていきたいという方には、ぴったりではないでしょうか。