おまとめローンの審査はゆるい?審査基準や審査に通らない人の特徴とは

複数の金融機関から借入れをしている場合におまとめローンを利用すると、返済総額を減らせる可能性があります。そんな利便性の高いおまとめローンを利用するにあたって、審査がゆるい金融機関はあるのか気になる方も多いでしょう。
この記事では、おまとめローンの審査基準、審査に通らない方の特徴、審査に落ちた後の対応方法について詳しく解説します。おまとめローンの審査を通過するために何が重要かを理解することで、申込みをスムーズに進める参考にしてください。
審査に通るか心配に感じている方、審査に通らなかった方は、ぜひご一読ください。
おまとめローンとは?
おまとめローンとは、複数の金融機関から借り入れているローンを一つのローンにまとめられるサービスのことです。複数のローン残高に相当する金額を一つの金融機関から調達し、借入れ中の他の金融機関のローンを返済します。
通常、貸金業者からのローンには「総量規制」が適用され、借入額の総額を年収の3分の1までに抑える必要があります。しかし、おまとめローンは「例外貸付」に該当するため、総量規制の対象外となり、返済能力があると認められた場合は年収の3分の1を超える借入れも可能です。
銀行は貸金業者ではないためもともと総量規制の対象外ですが、消費者金融などの貸金業者のおまとめローンも総量規制の対象外となります。
出典:日本貸金業協会「貸金業法について|総量規制が適用されない場合について」
おまとめローンで審査のゆるい・甘いところはある?
おまとめローンは複数のローンを一つにまとめるため、借入額が大きくなる傾向があります。そのため、どの金融機関も独自の審査基準を設けており、「ゆるい」「甘い」といった金融機関は存在しません。
「審査なし」や「審査が甘い」といった表現を見かけることがあるかもしれませんが、過度な借入れを助長する表現は、誇大広告として貸金業法の第16条により禁止されています。また、ほかの貸金業者の利用者または返済能力がない者を対象として勧誘することも、同じく第16条で禁止されています。
法令を遵守していない金融機関からの借入れはリスクを伴うため、広告文言に騙されないようにしましょう。
出典:日本貸金業協会「誇大広告の禁止等に関する基準[PDF:189KB]」
おまとめローンの審査基準
おまとめローンの申込みをするにあたり、審査基準が気になる方は多いでしょう。審査のポイントは、「完済まで滞りなく正常に返済できるか」という点です。
主な審査基準は、以下の三つです。
- 属性情報
- 信用情報
- 他社からの借入状況
それぞれについて詳しく解説します。
属性情報
属性情報とは申込者本人や家族に関する情報です。具体的には、以下のような項目が挙げられます。
- 年収
- 勤務先
- 雇用形態
- 勤続年数
- 家族構成
これらの情報から「安定した収入があるか」「滞りなく返済する能力があるか」が判断されます。
収入の多い少ないだけでなく、その収入が継続したものであるかどうかがポイントです。そのため、一時的に大きな収入があったり、月によって収入が大きく変動したりしている場合は、安定した収入とみなされないことがあります。
信用情報
信用情報とは、以下のような項目のことを指します。
- 氏名や生年月日など、本人に関する情報
- ローンやクレジットカードなどの契約内容
- 借入れの件数や金額、残高
- 返済の状況
- 返済の遅延や滞納の有無
過去にローンの延滞や債務整理をしたことがある方は、信用情報機関にその情報が登録されているため、審査が不利になるおそれがあります。信用情報には、クレジットカードや携帯料金などの未払いも一定期間記録されるので注意しましょう。
なお、おまとめローンを契約して利用しただけでは、信用情報に影響はありません。ただし、ほかのローンと同様に、返済が滞ると信用情報に傷がつく可能性があるため注意が必要です。
他社からの借入状況
金融機関は、申込み時に他社からの借入件数や借入金額がいくらかを確認します。
おまとめローンは、貸金業法に定められた「年収の3分の1を超える貸付けをしてはならない」という総量規制の対象外です。そのため、例えば年収450万円の方であっても、総額150万円以上をおまとめローンとして申し込むことは可能です。
しかし、申込み時点で他社からの借入総額が年収の3分の1を超える場合は、借りる本人の返済負担が大きくなります。
返済が滞らないかどうかを判断するためにも、他社からの借入状況を見ることは重要な指標となります。
おまとめローンの審査の流れ
おまとめローンの審査の流れは、以下の通りです。
- 1仮審査の申込み
- 2仮審査結果の通知
- 3本審査
- 4本審査結果の通知
- 5契約・返済用口座の開設
- 6資金の借入れ・他社借入れの返済
おまとめローンは借入額が大きくなることが多いため、審査に時間がかかる傾向があります。最低1~2週間はかかると想定しておきましょう。ただし、金融機関によっては最短で即日や翌日に融資が受けられることもあります。
おまとめローンの審査に通らない人の特徴
おまとめローンの審査では、どのようなことが審査されるか心配な方もいるでしょう。おまとめローンの審査では、返済能力の有無が大切なポイントとなります。そのため、以下のような状況の方は、審査に通らない可能性があります。
- 借入額・件数が多い
- 収入や雇用が不安定である
- 信用情報に延滞・遅延や債務整理の履歴が残っている
各項目を詳しく確認します。
借入額・件数が多い
借入額や借入件数が多いと審査のハードルが高くなるため、注意が必要です。
おまとめローンの特性上、複数の借入れがあること自体は問題ではありません。しかし、「何社から借りているか」「総額がいくらになるか」は審査の際に必ず確認されるポイントです。
返済能力に対して借入件数や借入額が多すぎると、「返済が滞るリスクが高い」と判断されてしまいます。借入額や借入件数を減らしてから申し込むとよいでしょう。
収入や雇用が不安定である
返済能力が不十分な方に貸付けをすると、金融機関は融資した金額を回収できないおそれがあります。そのため、おまとめローンの審査では返済能力が重視されます。
転職直後で勤続年数が短いことや、アルバイトやパートなどの非正規雇用であることは、審査に不利に働くでしょう。
金融機関によっては、収入に一定の制限を設けていたり、非正規雇用の場合は融資の対象外としていたりすることがあります。事前に自分が申込対象者に含まれるかどうか確認しましょう。
信用情報に延滞・遅延や債務整理の履歴が残っている
おまとめローンの審査では、信用情報を照会したうえで融資の判断をします。そのため、信用情報に延滞・遅延や債務整理の履歴が残っていると、審査に通らない可能性があります。
信用情報には、カードローンやクレジットカード、住宅ローン、携帯料金の未払いといった信用取引の利用履歴が含まれます。これらの情報は一定期間保管されるため、「過去に債務整理をした」「ローンの返済を滞納した」などの事実がある場合は、審査に影響を及ぼすおそれがあります。
おまとめローンの審査に通りやすくなるポイント
おまとめローンの審査に通るためには、以下のような点に留意することが大切です。
- 他社借入での延滞歴・遅延歴を解消しておく
- 繰上返済を行い、借入総額や借入件数を減少させておく
- 短期間で複数のローンを申し込まない
- 家賃や光熱費など毎月の支払いを遅延しない
- ローン申込時に正確な情報を申告する
それぞれ詳細を説明していきます。
他社借入での延滞歴・遅延歴を解消しておく
現在ローンの延滞などがある方は、申込みまでに延滞を解消しておくことが重要です。また、申込みを急がないのであれば、延滞を解消したあとに一定の期間正常に返済を行ってから申し込むことを検討しましょう。
しっかりと返済能力があると判断されやすい状態で申込みをすることで、審査に通る可能性が高くなります。
繰上返済を行い、借入総額や借入件数を減少させておく
審査で確認される借入総額や借入件数を減らしておくことも重要です。
現在借りているローンのうち、金額が少額で繰上げ返済が可能なものは先に返済しておきましょう。一般的には、借入総額や借入件数は少ないほど審査に通りやすくなります。
短期間で複数のローンを申し込まない
おまとめローンは一つの金融機関に借入先を絞るローンです。同時にほかの会社でローンを申し込んでいると、審査に通りにくくなることがあります。
審査の結果が出るまでは、可能な限り他社への申込みは控えたほうがよいでしょう。
家賃や光熱費など毎月の支払いを遅延しない
家賃や光熱費などの支払いが遅延すると、信用情報に影響を及ぼすおそれがあります。
家賃の支払いが1ヶ月遅れただけですぐに信用情報に記録される可能性は低いでしょう。しかし、数ヶ月にわたって滞納が続くと、信用情報に記録が残ってしまうことがあります。
また、光熱費の支払いをクレジットカード払いにしている場合も、支払いが遅延することで信用情報が傷つくことがあります。
おまとめローンの審査を通過するためには、信用情報に延滞・遅延や債務整理の履歴がないことが大切です。
ローン申込時に正確な情報を申告する
ローンの申込みにあたっては、正確な情報を申告することが大切です。属性情報や返済状況、収入、勤務先などを偽る行為は避けましょう。
特に、返済状況は正確に申告する必要があります。金融機関は信用情報機関を通して申込者の返済状況を調査します。そのため、申告内容に偽りがあればすぐに発覚してしまい、契約者として信用できないと判断されるでしょう。
借入額を少なく申告しても審査に有利に働くことはありません。正確な申告が大切です。
おまとめローンの審査に落ちてしまった場合
審査にあたっては、上記で挙げたような基本的なポイントを守ることが大切です。
万が一審査に落ちてしまっても、二度と申込みできないわけではありません。適切に対応することで金融機関からの評価が改善し、審査に通過することがあります。
審査に落ちてしまった場合は、以下のような対応を試してみましょう。
- ローンを借入中の金融機関へ相談する
- 別の金融機関に申し込む
- 信用情報が回復するのを待って申し込む
それぞれについて詳しく解説します。
ローンを借入中の金融機関へ相談する
現在の借入れの返済が苦しいと感じている方は、まずはローンを借りている金融機関へ相談するようにしましょう。
状況によっては現在の借入れについて返済金額の見直しなどに応じてもらえる可能性もあります。
別の金融機関に申し込む
おまとめローンの審査基準は金融機関によって異なります。そのため、特定の金融機関の審査に落ちてしまっても、別の金融機関のおまとめローンなら通る可能性もあります。
ただし、信用情報機関にローンに申し込んだ履歴が残るため、短い期間に立て続けに複数のローンに申し込むことは避けるべきです。申込みの履歴は6ヶ月間記録され、ほかの金融機関も照会できます。
審査に落ちた場合は、申込みから6ヶ月以上経ってから再度申し込むようにしましょう。
信用情報が回復するのを待って申し込む
おまとめローンの審査に落ちても、落ちた理由を金融機関経由で知ることはできません。
自分の信用情報を指定信用情報機関(CIC、JICC、KSC)にインターネットまたは郵送で「情報開示請求」することで、信用情報機関への登録の有無や登録内容を確認できます。
信用情報機関に登録されてしまった場合は、できるだけ早くその原因を解消することが大切です。
5年から7年程度が経過すると、信用情報機関に登録された事故情報が抹消される(信用情報機関ごとに異なる)ため、信用情報が回復するのを待ってから申し込むようにしましょう。
ちば興銀のフリーローンでおまとめ!
ここまでおまとめローンの審査基準について解説してきました。おまとめローンについてもう少し詳しく知りたいと思った方は、一度金融機関に相談してみるのもよいでしょう。
ちば興銀では、他社からの借入れを一本化できるフリーローンを提供しています。そのほかにも使いみちは自由で、借入金額は最大1,000万円です。お借入期間は最長15年と長期でお申込みでき、毎月の支払額を抑えることが可能です。
WEB完結で契約できるため来店は不要で、ご都合の良いときにお申込みからご契約まで手続きできます。ぜひお気軽にお問合せください。
お申込みの流れ
「WEB完結型でのお申込み」「ご来店型でのお申込み」いずれかをご選択のうえ、お申込みください。
- 「WEB完結型」でのお申込みの場合、STEP1でご登録いただいた電話番号は変更できません。
- STEP4(ご本人さま確認)で携帯電話へのご連絡を希望される方は携帯電話番号も登録してください。
- ※日曜・祝日および1月1日~3日、5月3日~5日、12月31日を除く
受付時間:9:00~19:00(平日)、10:00~17:00(土曜日)
- ※日曜・祝日および1月1日~3日、5月3日~5日、12月31日を除く
- ご連絡は「電子メール」「SMS(ショートメッセージサービス)」「電話」のいずれかの方法にて行います。
- ※Eメール回答は、ドメインが「@sym.chibakogyo-bank.co.jp」となっているEメールアドレスにてご連絡いたしますので、宛先指定受信やアドレス拒否等の設定をされている方は、ドメイン「@sym.chibakogyo-bank.co.jp」の受信が可能となるように設定の変更をいただきますようお願いいたします。
- ※SMSの場合、0120-897-850(ソフトバンクの携帯電話に限り32069000)よりご連絡いたします。
- 正式申込み時にご用意いただく書類は、事前審査結果のご連絡時にお知らせいたします。
- 事前審査の結果、ご希望に沿えない場合もございますので、予めご了承ください。
- メールアドレスの登録はこちらからお願いします。(コンタクトセンターからご案内した方のみご利用ください)
STEP1にてご指定いただきましたご連絡先にお電話します。
- ※場合によっては、お勤め先へお電話をさせていただくことがございますので、ご了承ください。
ご契約内容をご確認いただき、最終同意をしていただきます。
お借入れご希望日にご指定の口座へ入金後、お借入申込書に記載されたお支払先(ご購入先)へお振込みいたします。
\申込みはWEBで完結/

桜井 鉄郎(さくらい てつろう)
ファイナンシャルプランナー 同志社大学経済学部卒業
東証プライム上場の金融機関で住宅ローンの相談業務を担当。
受付から審査、担保評価、火災保険、ローン実行まで全ての手続きに携わる。
現在はFP業務と並行し金融や不動産、相続に特化したWebライターとして活動し、
執筆・監修した記事は160本に及ぶ。
<資格>1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士、証券外務員1種、行政書士 など
2026年5月19日現在