車の頭金はいつ、いくら払う? 頭金を支払うメリット・デメリットも紹介!

車を購入するときに「頭金を支払うタイミングや支払い方法、頭金の相場がわからない」「頭金を支払うメリット・デメリットを知りたい」と思ったことはないでしょうか。

この記事では、頭金を支払うタイミングや支払い方法のほか、毎月の返済額のシミュレーションや頭金を支払うメリットとデメリットについて紹介しています。車の頭金に関するお悩みをお持ちの方はご参考にしていただけると幸いです。

車の頭金とは

頭金とは車をローンで購入する際、最初に自分の資金から捻出して支払うお金のことです。頭金を多く支払うことでローンの借入金額が小さくなるため、毎月の返済額や総返済額を抑えることができます。頭金の金額は購入者自身が決めることができます。

なお、頭金は必ず用意しなければいけないお金というわけではありません。ご自身の生活状況や将来支払うであろう出費をよく確認してから頭金を用意するか決めましょう。

頭金の支払い方法

頭金の金額は数十万円程度となることが一般的です。この代金は一括で用意しなければならないこともあるので、支払うタイミングや納金方法について事前に確認しておくとよいでしょう。タイミングと納金方法はご自身で決めるものではなく車の購入先から指定されるケースがほとんどです。

支払い時期

頭金は以下のいずれかのタイミングで支払います。

  • 契約時に頭金の何割かを、納車までに残額を支払う
  • 契約日から納車日までの間に一括で支払う

前述の通り、頭金を支払うタイミングはあらかじめ車の購入先から指定されます。スムーズに頭金を用意するため事前に購入先に確認しておきましょう。

納金方法

納金方法は主に以下の3種類です。

  • 現金払い
  • 振込み
  • クレジットカード払い

クレジットカード払いをする際は支払金額が利用限度額の範囲内であるか注意が必要です。

車の頭金の相場

車の頭金を支払う場合は、本体価格の2~3割を支払うのが一般的です。たとえば本体価格が100万円であれば頭金は20万~30万円、200万円であれば40万~60万円を準備することになります。
ただし、2~3割というのはあくまでも一般的な相場であり、必ずしもこの金額を準備しなければいけないというわけではありません。頭金の金額は購入者が決めることができるのでご自身の状況に合った金額としましょう。

頭金を支払った場合の毎月の返済額をシミュレーション

本体価格別に金利や借入期間を設定し毎月の返済額をシミュレーションすると、以下の表のようになります。

本体価格100万円、金利2.0%、借入期間5年、ボーナス払いなし
項目 頭金なし 頭金10万円
(借入90万円)
頭金20万円
(借入80万円)
頭金30万円
(借入70万円)
毎月の返済額 17,527円 15,774円 14,022円 12,269円
利息総額 51,620円 46,440円 41,320円 36,140円
支払い総額 1,051,620円 946,440円 841,320円 736,140円
本体価格300万円、金利2.0%、借入期間5年、ボーナス払いなし
項目 頭金なし 頭金30万円
(借入270万円)
頭金60万円
(借入240万円)
頭金90万円
(借入210万円)
毎月の返済額 52,583円 47,324円 42,066円 36,808円
利息総額 154,980円 139,440円 123,960円 108,480円
支払い総額 3,154,980円 2,839,440円 2,523,960円 2,208,480円

表の通り、頭金の額が毎月の返済額に大きく影響を与えます。本体価格が300万円の場合、頭金を90万円支払うケースと頭金なしのケースを比較すると毎月の返済額を約16,000円も抑えることができます。

車の頭金を支払うメリット

車の頭金を支払うメリットには、以下のようなものがあります。

  • ローンの審査に通過しやすくなる
  • ローンの利息総額を抑えることができる

頭金を準備するとローンの借入額を抑えることができるため、これらのメリットを享受できます。

ローンの審査に通過しやすくなる

自己資金で頭金を支払うことによって、返済能力があると判断され、ローンの審査に通過しやすくなる場合があります。頭金の支払いのために計画的に貯蓄していたことや頭金を用意できるだけの経済力があることがプラス材料と判断されるといわれています。

利息総額を抑えることができる

シミュレーション表の通り、頭金を多く支払うことで借入金額が少なくなり、利息総額を抑えることができます。

車の頭金を支払うデメリット

車の頭金を支払うことで得られるのはメリットだけではなく以下のようなデメリットも存在します。

  • まとまった資金が必要
  • 支払いの手間が増える

頭金を支払うことで生活に悪影響を与えては本末転倒です。頭金を支払うデメリットも確認したうえで頭金の支払いを検討しましょう。

まとまった資金が必要

前述したように、頭金の相場は2~3割です。車を購入するときは頭金以外にも保険料や手数料などの資金が必要であるため、頭金を多くしすぎると家計を圧迫してしまうおそれがあります。事前に支払うべき費用の合計金額を確認し、頭金の適切な金額を検討しましょう。

支払いの手間が増える

頭金を支払う分、現金の引出しや振込手続きの手間が発生する点がデメリットです。クレジットカード払いで頭金の金額がクレジットカードの利用限度額を超える場合には、一時的に限度額を引き上げる手続きが必要になる場合もあります。

支払いが複数回に分けなければならない場合もあるため、契約前によく確認しておきましょう。

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ここまで車の頭金の支払い方法や相場、毎月の返済額のシミュレーションをお伝えしてきました。頭金を用意すれば借入額を抑えることができ、毎月の返済額や利息負担を軽減することができますので、ローンの借入れを検討している方も購入代金の一部を頭金で支払うことを検討するとよいでしょう。

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2023年11月1日現在