結婚前の貯金はいくら必要?貯金がない場合の対処法も解説

近く結婚を予定していたり、結婚を検討している方のなかには「どれくらいのお金がかかるのかがわからない」「今の貯金で結婚費用を賄えるのか心配」といった不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、結婚を控えている方々の平均貯金額や結婚費用について紹介するほか、貯金が足りないときの対処法も解説しているので参考にしてください。

結婚前の平均貯金額

2022年10月にリクルート社が実施した「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」によると、結婚前の夫婦の貯金総額の全国平均は296.9万円です。上の表をみていただくとわかるように住んでいる地域によって平均貯金額は大きく異なります。
また、結婚を決めた時点の年齢によっても金額は異なり、34歳までは年齢層が上がるにつれて平均貯金額も上がる傾向にあります。

リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2022

結婚に必要な費用

一方、同調査によると結婚に関わる費用(全国平均)は、470.4万円となっています。

※下記に示した各項目の平均額の合計を費用総額としています。

結納式・両家顔合わせの費用

結納式とは、両家が結納品や結納金を取り交わすことで結婚の約束が成立する婚約の儀式を指します。また、結婚を決めた二人がお互いの家族を紹介するための会が、両家顔合わせです。最近では結納式を実施しない方が多く、その場合は、上記費用のうち結納式にかかる費用分は不要となります。

婚約指輪・結婚指輪の費用

婚約指輪の相場としてよく言われているのは「給料の3ヵ月分」ですが、実際のところ平均金額は40万円であり、給料3ヵ月分に相当する金額の婚約指輪を購入する方は少数派のようです。ただ、妻の年齢別にみた場合、年齢が上がるにつれて婚約指輪の費用は上昇する傾向にあります。

結婚式にかかる費用

教会式や神前式などで新郎新婦が結婚を誓いあう挙式を行い、挙式後に二人が結婚したことをお披露目し、参列者が夫婦をお祝いする披露宴を行うというのが一般的な流れです。結婚式は挙式形式や挙式会場によって費用が変動します。
挙式、披露宴はオプションや招待人数、開催日程などで費用を調整するとよいでしょう。

新婚旅行にかかる費用

新婚旅行の日数は4.9日が平均です。海外であればハワイやヨーロッパ、国内であれば北海道や沖縄が人気の旅行先です。
行き先や日数によって費用は異なりますが、オフシーズンであれば費用を抑えられる可能性があります。

結婚時に受けられる援助

ここまで結婚に必要な平均費用をご紹介してきましたが、こうした費用すべてを自分たちで準備する必要はありません。一般的には下記で紹介するような援助を受けられる可能性があります。

  • 親からの援助
  • 披露宴・ウエディングパーティーのご祝儀

親からの援助

親からの援助は全国平均で178.4万円です。夫と妻双方の親から援助があった家庭の割合は72.4%、どちらか一方の親から援助があった家庭は20.5%でした。ほとんどの家庭が親からの援助を受けている状況です。

披露宴・ウエディングパーティーのご祝儀

ご祝儀の全国平均額は180.4万円です。挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額の平均は303.8万円のため、自己負担は120万円程度で済む計算になります。夫婦との関係性でご祝儀額は異なり、友人や上司なら3万円〜4万円、親族なら8万円程度が平均です。
招待客の人数や関係性からご祝儀額を計算し、自己負担額をある程度予想することができるでしょう。

結婚に必要な貯金額

ここまで紹介してきた内容をもとに結婚にあたって必要となる貯金額を計算します。結婚時に必要となる費用470.4万円から、親からの援助資金178.4万円とご祝儀額180.4万円を差し引くと111.6万円となります。このことから、貯金が200万円程度あれば、結婚後の新生活のことを鑑みても金銭的な余裕を持って結婚することができそうであるといえます。

結婚時に貯金が足りないときの対処法

本記事をお読みくださった方のなかには、結婚に必要な貯金金額を見て、不安に思った方もいらっしゃるでしょう。ここからは結婚資金が足りない場合の対処法を2つご紹介します。

  • 結婚式の費用を節約する
  • カードローンやフリーローンを利用する

また、条件を満たすことができれば新婚世帯の新生活を支援する助成金を利用することも可能です。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

関連記事:結婚助成金はいつまでに申請すればいい?受給条件や申請方法をご紹介

結婚式の費用を節約する

結婚費用で最もお金がかかるのが結婚式で、上手に結婚式の費用を節約することができれば総体の費用を大きく抑えることができます。結婚式の日取りを調整したり、ブーケや席次表などを手作りしたりすることで費用を抑えることができます。

カードローンやフリーローンを利用する

銀行のカードローンやフリーローンを利用するのもひとつの手です。カードローンは限度額の範囲内なら何度でも借入でき、コンビニATMで出金や返済ができるなど利便性の高い商品です。フリーローンは、はじめに決まった金額を借り、その後は返済のみ発生する金融商品です。
それぞれのメリット・デメリットを把握し、自分に合った借入をしましょう。両者は金利や返済金額、管理のしやすさなどにも違いがあります。カードローンとフリーローンについて、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:カードローンとフリーローンの違いは?メリットやデメリットも解説!

結婚に備え結婚前から貯金をしておこう

結婚には多くのお金がかかります。貯金額と援助額を鑑みて自分に合った方法で結婚に関わるイベントを行いましょう。
そのためにも、夫婦で貯金のことや結婚費用について相談し、協力して考えることが重要です。資金が足りない場合にはカードローンやフリーローンを検討するとよいでしょう。

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2023年5月31日現在