車の賢い買い方とは?初めての車購入前に確認すべき3つのポイント

初めての車はどこで買うのがよいのだろうか、と悩んでいませんか。実は車の購入先は複数あり、どこで買うかによって車種の選択肢や購入時の金額などの違いが発生します。
本記事では初めて車を買う方に向けて、車の購入先や車の選び方、購入方法について解説します。
車の購入は人生の中でも大きな買い物のひとつです。
自分に合う購入先や支払い方法の検討時に、本記事を参考にしてみてください。
ポイント1 車の購入先
車の購入先は主に4つあります。事前にそれぞれの購入先の特徴について把握しておくことで、自分に合った購入先がわかります。
例えば、どの車にしようか明確に決めかねている状態でディーラーに行き、仮に他のメーカーの車も見てみたいと思ったとしても、改めて他メーカーのディーラー店舗にも行かなければいけません。
一方、サブディーラーでは複数メーカーの車種を比較できるため、複数店舗を見て回る手間が省けます。
現行販売が行われていない年代物の車種を探す場合は、中古車販売店などを訪れる必要があります。
このように、自分の希望に合う車を選ぶには適切な購入先に行くことが重要なのです。
それでは、それぞれの購入先の特徴やメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
ディーラー
メーカーと特約店契約を交わしている業者をディーラーといい、メーカーから車を直接仕入れています。しかし、仕入先は1社に限られているため、スズキのディーラーでトヨタの車を買うといったことはできません。
すでに買いたい車が決まっていて新車を購入したい方は、ディーラーに行くとよいでしょう。現在乗っている車を下取りに出すことでお得に購入できることもあります。
サブディーラー
サブディーラーはメーカーと特約店契約を交わしていないため、複数のメーカーの車を置くことができます。
車を初めて購入する方の中には、各メーカーが取り扱っている車の特徴を把握できていないという方もいらっしゃるでしょう。
サブディーラーに行けば、複数のディーラー店舗を回らなくても各メーカーの車の特徴を聞くことができ、数多くある車の中から自分に合いそうな車を選ぶことができます。
ただし、サブディーラーは店舗によってサービスの質や購入した車の保証内容が異なるため、信頼できるサブディーラー店舗を選ぶことが重要です。
中古車販売店
中古車をメインに取り扱っている業者を中古車販売店と呼びます。サブディーラーと同様に、さまざまなメーカーの中古車から車を選べます。
軽自動車や輸入車を専門にしている販売店もあるため、中古車で欲しい車のジャンルが決まっている方にとっては複数の店舗を回ることなく車を購入できる点がメリットです。
中古車販売店のデメリットは、車の整備状態の把握が難しい点や、修理費用がかさむ可能性がある点です。また、希望の車が見つからないこともあります。
オークションサイト
オークションサイトでは、実店舗よりも多くの車が出回っています。そのため、数多くの車から自分が希望する車を探すことができ、オークションの状況によっては想定より安く車を買うことも可能です。
ただし、インターネットでのやりとりはトラブルになるケースがあることを考えておかないといけません。思っていたより車の見た目や機能が劣化していた、アフターフォローが十分でないなどの問題が生じる可能性があります。
ポイント2 車の選び方
車の購入先を確認したら、続いて車の選び方をチェックしましょう。車を選ぶ場合に検討したいポイントは以下の7つです。
- 予算
- 新車・中古車
- 使用用途
- 利用人数
- 駐車場
- 維持費
- 減税制度
車を選ぶ際は予算ばかり考えるのではなく、使用用途や利用人数なども考えましょう。また、減免制度や維持費など購入後の費用についても考えておく必要があります。
それぞれのポイントで、詳しくチェックしたいところを確認していきましょう。
予算
車をローンで購入する予定の方は、ローン金額が年収の5割以内に収まるような金額の車を選ぶことをおすすめします。収入に比べてローンの金額が大きくなりすぎると、毎月の返済が厳しくなる可能性があるので注意が必要です。
また、車に関する支出は購入時の代金だけではありません。車検費用や日々のガソリン代などの維持費も考慮しながら購入可能な自動車を探しましょう。
新車・中古車
新車の一番のメリットは、自分が気に入ったカラーやオプションの車を手に入れられることです。最新の設備やエコカー減税を受けられる可能性が高い点もメリットでしょう。一方、購入価格が高くなりがちな点はデメリットといえます。
対して中古車は安く購入しやすい点や、気に入った旧型モデルを購入できる可能性がある点がメリットです。デメリットは希望する車が見つからないことがある点や整備の状態が悪いおそれがある点などです。
使用用途
普段の買い物や近距離の通勤のみに使う場合は、小回りのきく軽自動車やコンパクトカーが便利でしょう。
遠出する機会が多い場合は、車内の広さに余裕がある、乗り心地が良いなどの特徴がある普通車がおすすめです。
また、釣りやキャンプなどの趣味などで、多くの荷物を載せることが想定される場合、ワゴンやミニバンなども選択肢に入ってくるでしょう。
このように、車を利用する主な目的を考慮するのも重要です。
利用人数
家族の人数などの乗車人数から車を選ぶ方法もあります。例えば独身の方や夫婦のみの世帯であれば、軽自動車やコンパクトカーでも十分かもしれません。
一方、軽自動車やコンパクトカーに大人4人が乗ると車内が狭く感じる場合もあるうえ、多くの買い物をした時には荷物を積み切れずに苦労する場合もあります。
乗車人数だけではなく、載せる可能性のある荷物の量なども考えながら、車の大きさを検討したほうが良いかもしれません。
駐車場
車の購入時にはあらかじめ車の全長・車幅などと共に利用予定の駐車場の大きさを確認しておきましょう。
また、最近は高さのある軽自動車が人気ですが、立体機械式の駐車場では高さ制限がある場合も多いため、特に注意して車種を選ぶ必要があります。
維持費
車にかかる維持費についても考える必要があります。維持費が少ないとされる軽自動車であったとしても毎年約25万円の費用がかかり、車検が必要な年には30万円以上かかるケースもあります。
維持費を抑えるには、減税対象のコンパクトカーや軽自動車を買うのがおすすめです。次に紹介するような税金の支払いが少なく済むほか、燃費も良くガソリン代を抑えることもできます。
減税制度
車の税金は、2024年時点で4つあります。総排気量によって税額が変動する「自動車税/軽自動車税」、重量とエコカー対象かどうかで税額が変わる「自動車重量税」、車の購入時に支払う「環境性能割」、モノやサービスなどの購入時にかかる「消費税」の4つです。
グリーン化特例では自動車税/軽自動車税が、エコカー減税では自動車重量税がそれぞれ減免されます。減免制度を活用できる車を買えば、購入時だけでなく、そこからの維持費を安く抑えられます。
ポイント3 車購入時の支払方法
車を初めて購入する際に確認すべき3つ目のポイントは支払方法です。
ここで紹介している3つの支払方法のうち、残価設定型クレジットとマイカーローンでは利息負担が発生します。現金一括は利息負担がない代わりに手元の現金が大きく減って、想定外の大きな出費に対応できない可能性があります。
3つの支払方法はそれぞれ一長一短があるため、以下で確認していきましょう。
現金一括
現金一括で支払うことができれば、当然ながらローンのような利息支払が不要であるため総支払金額を抑えることができます。
一方、手元の現金が一気に減ることがデメリットといえるでしょう。預金が手元にほとんど残らない場合には、その他で想定外の大きな出費が発生した場合に対応できないおそれがあります。
残価設定型クレジット
残価設定型クレジットは、数年後の下取価格をあらかじめ決め、車両本体価格から下取価格を差し引いた金額でローンを組む方法です。ローン金額は下取価格を差し引いた金額となりますので、購入代金の全額をローンにするより月々の支払額を抑えることが可能です。車を定期的に乗り換えたい方に合った支払方法です。
ただし、残価設定型クレジットで車を購入した場合、自動車販売店などが車の所有者になっているケースが多く、車のカスタマイズができないなどの制約もあります。また、走行距離や車の状態によっては当初予定していた下取価格で買い取ってもらえないなどの可能性もあり、こういった点がデメリットといえるでしょう。
マイカーローン
マイカーローンは、銀行などの金融機関から自動車購入資金を借りる方法です。
ローンをうまく活用することで貯金あまりなくても希望する車を買うことができます。ただし、利息の支払があるため総支払額は現金一括での購入よりも大きくなります。
ある程度長い期間ひとつの車に乗り続けようと考えている方や、返済終了後に面倒な所有権移転の手続きをしたくない方におすすめです。
車の賢い買い方は3つのポイントを押さえることが大事
車を賢く買うには、本記事で解説した以下の3つのポイントを押さえることが重要です。3つのポイントを押さえれば、自分に合った車を賢い買い方で手に入れられます。
車は数百万円かかる大きな買い物です。特に初めて車を買う方にはわからないことが多く、心配な点が多々あるかもしれません。だからこそ、本記事を参考にじっくりと検討し、楽しいマイカーライフを実現できる車を買いましょう。
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2024年10月31日現在