車の買い替え時期は何年目がいい?7つのタイミングごとのポイントを紹介!

車を保有している方は、車の買い替えの時期について悩んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、車の買い替えをするべき7つのタイミングをご紹介します。車を買い替える方法や買い替え時の注意点も解説しますので、買い替えを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

車の買い替えは平均何年?

日本自動車工業会が2023年度に調査した「乗用車市場動向調査」によると、自動車の保有期間は平均7.2年で、10年を超えて保有している割合は2割強でした。また、新車の平均保有期間は7.7年で、中古車の平均保有期間は6.2年と比べて1.5年長い結果となっています。

以上の結果から、10年を超えて同じ車に乗り続ける方が一定数いる一方で、多くの方は10年以内に買い替えていることがわかります。また、中古車の場合は新車で購入するよりも保有期間が短くなることが多いようです。

一般社団法人日本自動車工業会「2023年度乗用車市場動向調査

車の買い替えを検討するべき7つのタイミング

車の買い替えを検討するのにベストなタイミングは主に以下の7つです。

  • 年2回の決算期前
  • 自動車税の支払い前
  • 1~3回目の車検前
  • メーカーの特別保証期間内
  • 新型モデルの発売前
  • 車のローン完済後
  • 車登録13年目になる前

それぞれ詳しく見ていきましょう。

年2回の決算期前

メーカーやディーラーの決算期は3月と9月にあることが一般的で、決算期の直前を狙って買い替えをすると良いでしょう。決算期前は販売店が売上を伸ばすためにセールイベントが開催されることが多いため、車の購入価格を抑えられる可能性があります。

なお、新年度の通勤や就職に間に合わせるために多くの方が車を購入することが予想されるため、3月の決算期に購入したい場合は早めに行動する必要があります。

また、人気車種の場合は、購入者が多くなると納車が通常より遅くなる可能性があります。そのため、特に3月の決算期前に購入を検討する場合は、早めの行動を心がけましょう。

自動車税の支払い前

自動車税の支払い前の買い替えもおすすめです。なぜなら、自動車税は1年ごとに支払う必要があり、毎年4月1日時点に車を所有している場合、5月までに払わなければならないからです。

車の買い替えの際は売却や下取り、廃車という選択肢がありますが、自動車税を支払った後に車を買い替えた場合、自動車税の返金対象となるのは廃車のみと覚えておきましょう。

車を廃車にするには手間がかかります。廃車手続きを代行してくれるディーラーもありますが、数万円の手数料が必要となりもったいないと感じる方もいるでしょう。場合によっては戻ってくる税金よりも廃車にかかる手数料のほうが高くなることもあります。

また、売却や下取りをして車を買い替える場合も余計な税金を支払わなくてよくなるため、自動車税の支払い前も買い替えの良いタイミングとなります。

ちなみに、買い替えた車の自動車税は月割りとなります。すでに支払った1年間の自動車税と、買い替えた車の月割りの自動車税の二重払いにならないようにするためにも、このタイミングを逃さないようにしましょう。

関連記事:【2024年最新版】自動車の税金の種類や金額、支払いタイミングを解説

1~3回目の車検前

登録から3年目、5年目、7年目の車検前も車を買い替えるタイミングとしては良いでしょう。

使用年数が長くなるごとに、交換部品代や車検費用がかさんでいくのは当然です。そのため、高額になることが予想される交換部品代や車検費用を支払うよりも、新しい車に資金を回したほうが結果的にお得なケースもあります。

また、使用年数が短い車を売る場合、高額で買い取ってもらえるケースがあります。現在保有している車の下取額を元手に新しい車を購入したい場合は、車の価値が大きく下がる前に売ってしまうのもひとつの方法です。

関連記事:車検費用はいくらかかる? 軽自動車やバイクの平均費用や法定費用を紹介!

メーカーの特別保証期間内

新車を購入するケースでは、多くの国産車メーカーが特別保証期間を「新車登録から5年、または走行距離10万kmのどちらか早いほう」としています。特別保証はエアバッグやステアリング、エンジンなど、車を安全に利用するために必要な部分を保証してくれます。

なお、5年目の車検ではメーカーの特別保証が切れることが多いことに加え、消耗品や劣化した部品の交換で車検費用が高くなることが予想されるため、登録から5年目の車検は多くの方が車の買い替えを検討するのには良いタイミングと言えるでしょう。

新型モデルの発売前

新型モデルが発売されると、旧型モデルの価値は下がるのが一般的です。
自分の乗っている車の新型モデルが発売される前に買い替えるのも、良いタイミングと言えます。

ただし、車種によっては旧型のほうが人気が高いケースもあるため、現状自分の車の人気や希少性の高さなどを確認してから売却の検討をするようにしましょう。

また、売却を前提に車を購入する方はあらかじめリセールバリュー(購入したものを再販売する際の価値)の良い車を選ぶのもひとつの方法です。

車のローン完済後

車のローンを完済したあとに買い替えるのも選択肢のひとつです。

金融機関が提供するマイカーローンの返済期間は最長7~10年に設定されていることが一般的です。そのため、融資を受けてから最長でも10年程度で完済することになります。

すべての支払いを終えてから新しいローンを組めば、買い替える車の負担だけで済みます。

対して、完済する前に車を買い替えて新しいローンに既存のローンを組み込んで契約し直すと支払いの負担が大きくなるため、ローンの完済後に買い替えるタイミングが金銭的にも精神的にも負担が少ないでしょう。

車登録13年目になる前

車を登録してから13年目を迎える前に買い替えるのも良いでしょう。車を登録してから13年を過ぎると、自動車税と自動車重量税が高くなるためです。

乗用車かつガソリン車の場合、使用年数が13年を超えると自動車税は通常の税率に約15%上乗せされます。自動車重量税も同様に13年超で0.5tごとに4,100円から5,700円に重課となります。

数千円の違いでも積み重なると負担が大きくなるため、使用年数が長くなる前に買い替えるのもひとつの方法です。

環境省「重課に係る論点について

車の買い替え方法

車を買い替える際は以下の流れで進むとよいでしょう。

  1. 1車が売却できるか確認
  2. 2現状の車の価値を知る
  3. 3買い替える車を選定
  4. 4必要書類を準備し手続き

まずは現在保有している車が売れるかどうかを確認しましょう。次に複数の売却先を選び、最も高額で買い取ってもらえる売却先を選びましょう。また購入先に下取りを依頼し手続きの手間を軽減するなど、自分に合った買い替え方法を選ぶと良いでしょう。

売却先や下取価格が確定したら買い替える車を選び、必要書類を準備して購入手続きをします。銀行でマイカーローンを組む場合は、購入前に融資審査に通る必要があるため、早めの行動が必要です。

車の買い替え時の注意点

納車や書類の準備には時間がかかるため、余裕を持って準備をすることがおすすめです。

書類が揃ってから納車まで、中古車は2~3週間、新車は1~2ヶ月程度かかるケースが多いため、十分に注意しましょう。自動車税の支払い前や車検前に買い替える場合は間に合わない可能性があるため、早めの行動が必要です。

また、任意保険の切替えが必要なため、補償内容などを改めて確認する事を忘れないようにしましょう。

車の買い替えは適切なタイミングに合わせて行おう

本記事では、車の買い替えをする最適なタイミングを7つご紹介しました。
車検前や自動車税支払い前などに限らず、自分や家族の状況・ライフプランなどに合わせて買い替えを検討する事が重要です。負担が少なくよりお得に買い替えがしたいという方は、本記事で紹介した買い替えのタイミングをぜひ参考にしてみてください。

なお、買い替えの際は納車や書類準備に時間がかかることが予想されるため、買い替えの際は早めの準備を心がけましょう。

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2024年11月22日現在