銀行からお金を借りる方法とは?最も手軽な借り入れ方法もご紹介!

ローンを検討中の方のなかには「銀行からお金を借りたいけど、初めてのことでどうすればいいか分からない」「審査や借り入れの方法について不安がある」と不安を感じている人もいるのではないでしょうか。この記事では、こうした不安にお答えするため、個人が銀行からお金を借りるまでの流れや方法についてご説明します。おすすめの借り入れ方法もご紹介していますので参考にしていただければ幸いです。

個人が銀行からお金を借りる際の流れ

個人が銀行でお金を借りる際にはおおよそ決まった流れがあります。実際にお金を借りて返済開始となるまでに以下のような流れで進むことがほとんどですので流れに沿って手続きを進めていきましょう。ただし、申込むローンの種類や金融機関ごとに違いもあるため、実際に申込みをする前によく確認しておきましょう。

  1. 1申込み
  2. 2審査(本人確認書類など必要書類を提出、在籍確認等)
  3. 3借り入れ
  4. 4返済開始

個人が銀行からお金を借りる方法

銀行からお金を借りるといっても借り入れの方法は様々です。ローンは、住宅ローンやマイカーローンなど資金用途が指定されているものと、フリーローンやカードローンなど資金用途が自由であるものに分かれます。
資金用途が定められているローンは、資金用途が自由なローンと比較すると、金利が低い傾向にあります。

それぞれのローンの特徴を理解し、ご自身の状況に合った借り入れ方法で上手にお金を借りましょう。

銀行でお金を借りる際の代表的なローン(資金用途が指定されるローン)

資金用途が指定されているローンには、以下のようなものがあります。

項目 住宅ローン マイカーローン 教育ローン
資金用途 住宅の購入、新築、リフォームなど 新車、中古車、バイクの購入、車検費用、免許取得費用など 教育費用
金利相場 0.5~1.5%前後 1~3%前後 1~3%前後
借り入れ回数 1回のみ 1回のみ 1回または借り入れ可能額の範囲内なら何度でも
融資期間 最長35年 最長10年程度 最長10~20年程度
担保 抵当権が設定される 原則不要 原則不要
保証人の有無 連帯保証人もしくは連帯債務者を立てることがある 原則不要 原則不要

住宅ローンの特徴

住宅ローンは住宅の購入や大規模なリフォームを目的とするローンです。住宅ローンの金利は変動金利と固定金利とで違いはありますが、概ね0.5~1.5%前後が相場です。また、融資期間は最長35年に設定されていることがほとんどです。住宅ローンに限った話ではないですが、融資期間が短いと利息負担や総返済額は小さくなりますが、毎月の返済額が高額となるため注意が必要です。

マイカーローンの特徴

マイカーローンは車やバイクの購入を目的とするローンです。銀行で取扱っているマイカーローンは、一般的にディーラーローンや自社ローンと比較すると金利や保証料が低いため、支払総額を抑えることができます。

教育ローンの特徴

教育ローンは子供の教育費の調達を目的とするローンです。教育ローンには、国の教育ローンと銀行などが取り扱う民間の教育ローンがあります。国の教育ローンは、資金を必要とする2~3カ月前の申込みを推奨されています。一方、民間の教育ローンは申込みから入金まで2~3週間程度で完了するため、突発的に教育費が必要になった場合は民間の教育ローンを申込むとよいでしょう。

民間の教育ローンのうち「当座貸越型」の商品であれば限度額の範囲内で何度でも借り入れができます。このため、利息負担や借り入れ金額の増加を防げます。

銀行でお金を借りる際の代表的なローン(資金用途が自由なローン)

ここまでは資金用途が指定されているローンについて解説してきましたが、資金用途が自由で使い勝手の良いローンも存在します。

  • カードローン
  • フリーローン

この2種類が資金用途を制限されない代表的なローンです。ただし、資金用途が自由とはいえ、基本的に事業性資金や投機性資金としての利用は認められない点には注意が必要です。
資金用途が自由なので見積書などの提出は基本的に不要です。そのため審査にかかる手間や時間がかからないのが特徴です。

項目 カードローン フリーローン
金利相場 1.5~15.0%程度 1.5~15.0%程度
借り入れ可能額 10万~800万円程度 10万~1,000万円前後
借り入れ回数 借り入れ限度額の範囲内なら何度でも 1回のみ
融資期間 1年(取引可能上限年齢まで契約更新)※延滞等があった場合更新できないケースもあり 最大10年程度
担保 原則不要 原則不要
保証人の有無 原則不要 原則不要

カードローンの特徴

カードローンとは、個人ごとに決められた借り入れ限度額の範囲内であればお金を何度でも借りることができるローンです。注意点としては、上の表にも載せている借り入れ可能額とは、あくまで金融機関がローンごとに設定している借り入れできる最高額のことをいいます。つまり、ホームページなどに借り入れ可能額が800万円と表示されていても、申込み内容や審査結果によっては10万円しか借り入れできないというケースもあります。

カードローンがおすすめな方

カードローンは少額を定期的に借りる可能性が方におすすめのローンです。具体的には、以下のような目的がある場合はカードローンを利用するとよいでしょう。

  • レジャー資金が必要な方
  • 医療費が必要な方
  • 冠婚葬祭の費用が必要な方
  • 生活資金が必要な方

カードローンは担保・保証人が原則不要なため、審査にかかる時間が短い傾向にあります。この点からも突発的にお金が必要になった方にはカードローンがおすすめです。

フリーローンの特徴

フリーローンとは自由に使えるお金を一括で借りるローンです。カードローンと異なる点はカードローンが限度額内であれば何度でも借り入れができるのに対し、フリーローンは借り入れ当初に一括で融資金を受け取った後は返済のみとなります。

フリーローンは定期的な借り入れはできませんが、何度も借り入れを繰り返すことで気付かぬうちに返済しなければいけない金額が増えてしまったという事態を防ぐことができます。

フリーローンがおすすめな方

フリーローンは一度にまとまったお金が必要な方におすすめです。下記に当てはまるような方はフリーローンを検討するとよいでしょう。

  • 引っ越し資金が必要な方
  • 結婚式の資金が必要な方
  • 海外旅行の資金が必要な方

前述した通り、フリーローンは一度に借り入れを行い、あとは返済をしていくのみとなります。利用する際はあらかじめ必要な金額を見積もり、不足が発生することがないようにしましょう。借り入れ金額が大きい場合などには見積書など利用する金額がわかる書類の提示を求められることがあります。

銀行からお金を借りる際に必要なもの

銀行からお金を借りる際は、銀行に提示する書類があります。必ず用意しなければならないものは、運転免許証などの本人確認書類です。一般的に本人確認書類として以下のいずれかの提出が必要となります。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 在留カード
  • 障害者手帳等(福祉手帳)
  • 健康保険証

このうち顔写真のない書類を提出する場合は、あわせて住民票の写しや公共料金の領収書などが別途必要です。

利用するローンや、借り入れ金額によって必要な書類は異なるため、事前によく確認しておきましょう。なお、必要な書類は申込むローンの種類や借り入れ金額が決まってから準備をしましょう。

銀行からお金を借りる際の審査基準

銀行からお金を借りるには、銀行の審査を通過する必要があります。審査基準は銀行ごとに異なる上、詳細は公開されていません。ただ、一般的に審査で確認されるポイントは、主に以下の3点といわれています。

  • 返済能力
  • 信用情報
  • 借り入れ金額

金融機関はこれらポイントを確認することで、申込者が完済まで滞りなく返済できるかどうかを判断します。

返済能力

返済能力とは、返済のためのお金をどれだけ生み出せるかという能力のことです。金融機関は申込者に返済能力があるかを判断するために、勤続年数や勤務先、雇用形態などの職業に関する情報のほか、年収や家族構成などについて確認します。

また、年収が高いからといって必ずしも審査に通るわけではありません。収入以上の支出があったり、申告された収入が一過性のものであると判断されると、審査に通過できないケースもあります。

信用情報

信用情報とは、信用情報機関に登録されている申込者の勤務先や借り入れ状況などの情報のことです。信用情報によって延滞や債務整理の経験の有無も確認できます。調査を通じて延滞や債務整理の履歴が確認されると審査に通らない場合があります。
また、ローンだけでなく携帯電話代金の割賦支払なども確認の対象になるため注意が必要です。

借り入れ金額

借り入れを希望する人への貸し過ぎを防ぐ目的で、消費者金融などの貸金業者には「年収の3分の1を超える貸し付けをしてはならない」というルールがあります。これを総量規制といいます。銀行はこの総量規制の対象外ではありますが、独自で借り入れ金額の上限を定めていることがほとんどです。
前述した信用情報には、借り入れ金額も登録されています。借り入れ金額が大きいと返済できないおそれがあると判断され、審査を通過できない可能性があります。

繰り返しお金が必要になるのであればカードローンを検討しよう

この記事では個人が銀行からお金を借りる際の流れや代表的なローンなどをご紹介してきました。ご自身の状況や目的に合わせてどのローンを利用するかしましょう。

さて、今回ご紹介したローンの中で最も使い勝手が良いのはカードローンといえます。カードローンであれば資金用途に制限が無く、限度額の範囲内であれば何度でも繰り返し借り入れができるからです。
今後、繰り返しお金が必要になる可能性がある場合には、カードローンの利用を検討しましょう。

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2023年2月3日現在