トップコミットメント

当行グループのパーパス「いちばん近くで、いちばん先まで。千のしあわせを、興そう。」は、地域社会やお客さまとの深いつながりを大切にし、持続可能な未来をともに築くことをめざしております。この理念は、当行の基本的価値観である「地域とともに お客様のために 『親切』の心で」という企業理念に根差すものです。

近年、気候変動に起因する災害の激甚化や頻発化が地域に影響を与えております。当行が本店を置く千葉県においても、豪雨などによる災害が発生しており、これらの対策は地域にとって重要な課題と認識しております。また、一部地域では人口減少と少子高齢化が進行し、人手や後継者不足が深刻な問題となるなど、地域の中小企業は従来のビジネスモデルからの変革を迫られております。

このような環境認識のもと、当行グループは長期的な視点に立ち、地域の諸課題へ対応するために「地域活性化と千葉の魅力創造」、「明るく豊かな社会への貢献」、「人々の暮らしを守る千葉の実現」の3つのマテリアリティを「サステナビリティ重点項目」として取り組んでおります。また、役職員全員が行動するための指針として「千葉興業銀行グループ行動憲章」を制定し、「サステナブルな環境・社会の構築に向け地域社会とともに主体的に取り組むこと」や「人権尊重の精神に溢れた企業風土を築き上げること」を定めております。

当行グループはこれからも、地域の経済・産業・社会の持続的な発展に貢献するとともに、当行グループの持続的かつ安定的な成長による企業価値の向上へ一層取り組み、さらには長期経営戦略に掲げるCKBコミュニティの確立へつなげてまいります。

取締役頭取・CEO
梅田 仁司

  • コンサルティング考動により培ったノウハウ、地域金融機関としての情報・ネットワークなどを活用し、多くの「幸せ」をデザインすることで生まれる「ステークホルダー同士のつながりの輪」です。