定期預金とは?種類やメリット・デメリットをわかりやすく解説!

定期預金とは、金融機関によって預け入れする期間を決められてる預金のことです。
預入期間が定められているため、一定期間が経過するまで、または解約手続きをするまでは、基本的には引き出すことができません。そのため、定期預金の金利は普通預金の金利より高く設定されていることが多いです。
「将来のためにお金を貯めたい」と考えている方にとっては、有効な資産運用の方法といえるでしょう。
また定期預金には複数の種類があり、預入期間や積立方法などが異なります。資産を着実に増やすために、自分に適したものを選びましょう。
この記事では定期預金の種類やメリット・デメリット、満期後の流れをわかりやすく解説します。
定期預金とは
定期預金とは、金融機関に一定期間お金を預け入れる預金です。元本保証があり、確実に利子を受け取ることができます。
定期預金を申し込んだ場合、預入期間が経過するか、定期預金を解約するまでは、お金を引き出すことができません。満期は1ヵ月と短いものから、5年、10年など長期にわたるものまでさまざまです。
預金を自由に引き出すことはできない一方で、普通預金と比べると高い金利が適用されています。将来の出費に備えて計画的に貯めたい方や、すぐに利用する予定のない資金を増やしたい方に向いている預金です。
株や投資信託は心配という方からも、安心感のあるお金の管理方法として選ばれています。
安全性を重視しながら無理なくお金を増やしたい方にとって、始めやすく続けやすい方法と言えるでしょう。
定期預金の種類
定期預金には、預け方や目的別に複数の種類があります。
預金者に広く選ばれている「スーパー定期預金」のほか、高額資金向けの「大口定期預金」、金利が変動するタイプ、毎月積み立てるタイプなどです。
満期まで預金を継続し、計画的に貯金するためにも、特徴を理解してライフプランに合ったものを選びましょう。
スーパー定期預金(一般定期預金)
預金者に最も選ばれているタイプの定期預金が、スーパー定期預金(一般定期預金)です。
固定金利が採用されており、預入れ時に決まった利率が満期まで適用されます。
金融機関にもよりますが、預入期間は1ヵ月~10年などと幅広く、少額からでも始めやすいのが特徴です。満期時に自動継続を選べば、期間終了後も手間なく運用を続けられます。
預入金額によって名称が異なり、300万円未満は「スーパー定期」、300万円以上は「スーパー定期300」と呼ばれています。
ちば興銀の「スーパー定期/スーパー定期300」の詳細はこちらからご確認ください。
関連ページ:スーパー定期/スーパー定期300
大口定期預金
大口定期預金は、1,000万円以上のまとまった資金を預け入れるタイプです。金額が多い分、満期時にもらえる利子が大きくなります。
多額のお金を安全に預け入れたい方や、相続・不動産売却などで一時的にまとまった資金を得た方の預け先としても選ばれています。
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関連ページ:大口定期預金
変動金利定期預金
変動金利定期預金は、一定期間ごとに金利が見直されるタイプです。金利の見直しは半年ごとなど、あらかじめ定められた周期で行われます。
市場金利の動きに応じて利率が上下するため、景気が上向いて金利が上昇した場合は受け取る利子も増えます。将来の金利上昇を見込み、安全に資金を運用したい方に適したプランです。
ただし、金利が下がる局面では固定金利と比べて利子が減少することがあります。事前に動向を確認しておきましょう。
積立式定期預金
積立式定期預金は、指定した日に普通預金口座から毎月一定額が自動で振り替えられる仕組みです。あらかじめ期間を決めて、満期が来るまで毎月積み立てます。
少額から無理なく始められるのが特徴で、長期的な資金づくりに向いています。
将来の出費に備えて計画的に貯めたい方や、ボーナスだけに頼らず毎月コツコツ一定額を貯め続けたい方に最適です。まとまったお金がなくても始められるのが利点です。
目標金額や期間を設定しやすく、貯金の習慣化にもつながります。
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関連ページ:積立式定期預金「マイドリーム」
期日指定定期預金
資金を預け入れたタイミングで、満期日を申込者が指定できるタイプの定期預金を期日指定定期預金といいます。1年以上経過しないと引き出せず、最長3年としている金融機関が多くみられます。
金利は固定型が多く、預入れ時の利率が満期まで適用されます。
ほかの定期預金と違い、満期日を自分で設定できる自由度の高さが特徴です。
将来の出費やライフイベントに合わせて引出し時期を決めたい方に向いています。数年以内に利用する予定の資金管理にも便利です。
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関連ページ:期日指定定期預金
定期預金と普通預金の違い
定期預金と普通預金はどちらも銀行にお金を預けて利子を得る方法ですが、使い方や目的が異なります。主な違いは次の通りです。
| 項目 | 定期預金 | 普通預金 |
|---|---|---|
| 預入期間 | 3ヵ月、1年、5年など期間を設定して預ける | 期間の制限はなく、いつでも入出金が可能 |
| 金利(税引き前) | 1年定期の平均年利は約0.275% 期間が長いほど金利が上がることが多い |
平均年利は約0.200% |
| 主な使用用途 | 目的別貯蓄 いざという時の備え 大きな資金の一時保管 |
給与や年金の受取り 公共料金や家賃の支払いなど |
※2025年12月現在
定期預金は期間が長めで中途解約は不利になるため、計画的な資産形成に適しています。
一方、普通預金は給与の受取りや公共料金の支払いなど、日常使いに便利です。
それぞれの違いについてさらに詳しくみていきましょう。
預入期間
定期預金はあらかじめ3ヵ月、1年、5年などの期間を設定して預け入れます。
満期まで引き出さずに預け続けることで、普通預金より高い金利が適用されます。多くの場合、満期前に引き出すと中途解約となり、利率が下がるので注意が必要です。
一方、普通預金はいつでも自由にお金を出し入れできるのが特徴です。毎月の給与の受取りや公共料金、カードの引き落としなどに広く利用されています。
生活費や急な出費にも対応しやすく、資金をすぐに動かしたい方に向いています。
金利
定期預金の平均金利(税引き前)は、1年の場合でおよそ年0.275%です。一方、普通預金の平均金利はおよそ年0.200%で、定期預金のほうがやや高めに設定されています(2025年12月現在)。
例えば、それぞれの平均金利で100万円を1年間預けた場合、受け取れる利子の差は約750円です。
これだけでは、大きな差とは思えないかもしれません。しかし、預入額や期間が長くなるほど利子の差は広がります。
預金金利は金融機関や預入期間、預入時期によって異なります。金利アップキャンペーンを実施している金融機関もあるので、預ける前に最新情報を確認しましょう。
使用用途
定期預金は、長期間動かす予定のない資金を預けるのに適しています。将来の出費に備えた資産形成やボーナスなど、まとまった資金の一時保管に利用されることが多いです。
一方、普通預金は、日常生活の入出金を目的とした預金です。給与や年金の受取口座として使われるほか、公共料金や家賃、クレジットカードなどの自動引き落としにも利用されます。
長期の資産形成やいざという時の備えは定期預金、普段利用するお金は普通預金と、目的に合わせて上手に使い分けましょう。
定期預金のメリット
普通預金と比べてやや金利が高く、確実に利子を受け取れる点は大きなメリットです。
預入期間が定められているため、計画的にお金を貯めることもできます。さらに、預入れや解約に特別な手数料がかからないのも魅力のひとつです。
また、目的に合わせて3ヵ月・1年・3年など期間を選べるので、ライフプランに沿って計画的にお金を貯められます。積立式を選択すれば、毎月コツコツお金を貯められるのも利点です。
定期預金は普通預金と同様に預金保険制度の対象で、万が一金融機関が破綻した場合でも元本1,000万円までとその利子が保護される仕組みです。安全性が高く、安心して利用できます。
定期預金のデメリット
中途解約をしなければ資金を動かすことができない点が、定期預金の大きなデメリットです。
急な出費が発生した場合には、普通預金口座からお金を引き出す必要があります。
定期預金を途中で解約すると、当初の金利ではなく低い利率が適用されるため、利益がほとんど得られないこともあります。急な支出が見込まれる資金の管理には適していません。
また、元本が保証されている一方で、株式や投資信託のように大きなリターンは期待できない点もデメリットといえるでしょう。
定期預金が向いている方
定期預金は、旅行資金や教育費など、利用時期や目的が決まっているお金を計画的に管理したい方に向いています。
一度預け入れると満期まで引き出しにくいので、手元にあるとつい使ってしまう方も貯蓄しやすくなります。そのため、資産形成の習慣をつけたい方にも最適です。
価格変動のない元本保証型のため、リスクを取りたくない方や投資の知識・経験が少ない方も安心です。
すでに株や投資信託などの投資をしている方は、リスク資産とのバランスを取る安全資産として、定期預金を組み合わせてみてもよいでしょう。
定期預金が満期になったらどうなる?
定期預金が満期になったあとは、「自動解約型」か「自動継続型」かでその後の流れが異なります。
自動解約型の場合は、満期日になると特別な手続きをすることなく、元本と利子が普通預金口座に自動的に入金されます。資金をすぐに使いたい場合や別の運用に回したい場合に便利です。
一方で、自動継続型は、満期日を迎えると同じ期間・金利タイプで自動的に再契約されます。資金を使いたい場合は、別途解約の手続きが必要です。
自動継続型には、元本と利子の合計を新たな元本とする「元利継続」と、元本のみを再度預け入れて利子を普通預金口座に入金する「元金継続」の2種類があります。
契約する際は、目的に合ったタイプを選びましょう。
定期預金は金利の高いものを選ぼう
定期預金は、普通預金より高い金利で確実に利子を受け取れる、安全性の高い資金管理方法です。目的に応じて期間を選び、満期まで引き出さずに預けることで計画的に貯蓄できます。
ただし、中途解約すると利子が減ることがあるため、生活資金と分けて利用するとよいでしょう。
さまざまな種類があるので、利率や条件を比較して、ライフスタイルに適したものを選びましょう。
ちば興銀なら複数のプランから定期預金を選べる!
ちば興銀では、目的やライフスタイルに合わせて選べる複数の定期預金を用意しています。
1ヵ月から5年まで選べる「スーパー定期」、満期を自由に設定できる「期日指定定期預金」、退職金を活用したい方に適した「退職金定期」など、使い方に応じたプランがそろっています。
新規資金の預入れや同居のご家族からのご紹介など、一定の条件を満たすと金利の上乗せが適用されるプランもあります。
さらに、ちば興銀アプリを利用すれば来店不要です。申込みから管理まで自宅で完結し、安全に資産を運用できます。
高い金利でお金を増やしたい方や目的別の資産形成を行いたい方は、ちば興銀の定期預金をチェックしてください。

桜井 鉄郎(さくらい てつろう)
ファイナンシャルプランナー 同志社大学経済学部卒業
東証プライム上場の金融機関で住宅ローンの相談業務を担当。
受付から審査、担保評価、火災保険、ローン実行まで全ての手続きに携わる。
現在はFP業務と並行し金融や不動産、相続に特化したWebライターとして活動し、
執筆・監修した記事は160本に及ぶ。
<資格>1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士、証券外務員1種、行政書士 など
2026年1月7日更新