カードローンで審査が甘い・緩いところはある?審査でチェックされる要素を解説

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カードローンの利用を検討する際、「審査が甘いカードローンはないか」「少しでも審査が緩いところを選べないか」と考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、審査が甘い・緩いカードローンは存在しないため、審査で何が確認されるのかを理解し、事前に準備を整えておくことが重要です。

本記事では、カードローンの審査でチェックされる要素と、通過の可能性を高めるためのポイントについて解説します。

カードローンの審査が甘い・緩い金融機関は存在しない

審査が甘い・緩いカードローンは存在しません。カードローンを扱う金融機関には、法律にもとづいて申込者の返済能力を確認することが義務づけられているためです。

貸金業者にあたる消費者金融やキャッシングを提供するクレジットカード会社などは貸金業法、銀行カードローンは銀行法にもとづき、申込者の返済能力を確認します。いずれの金融機関も審査そのものを省いたり、基準を緩めたりすることはできません。

貸金業法には「総量規制」と呼ばれるルールがあります。これは、貸金業者からの借入総額を原則として年収の3分の1までに制限するものです。例えば年収300万円の方は、貸金業者からの借入総額は原則100万円までとなります。

銀行カードローンは総量規制の対象外です。ただし、銀行業界の自主規制によって総量規制に相当する取組みが行われているほか、銀行ごとに審査基準を設けているため、無制限に借りられるわけではありません。

借入れの上限金利も、利息制限法により年15~20%と定められています。この法令上の規制を超えない範囲において、各金融機関が独自の審査を行い、融資枠や金利を設定します。なお、各金融機関の具体的な審査基準は非公開です。

出典:日本貸金業協会「貸金業法について

カードローンの審査で必ずチェックされる3つの要素

カードローンの審査では、申込者が無理なく返済を続けられるかを確認します。主な要素は次の3つです。

要素 主なチェック項目 チェック理由
属性情報 職業・年収・雇用形態・勤続年数など 安定した返済能力があるかを確認
信用情報 他社での返済状況・延滞履歴 過去の返済状況に問題がないかを確認
他社借入れの状況 借入件数
・借入残高
借りすぎの状態になっていないかを確認

それぞれの要素を詳しくみていきましょう。

年収・雇用形態・勤務先などに関する情報(属性情報)

カードローンの審査では、申込者の返済能力を判断するために属性情報を確認します。

審査対象となる主な項目は、下記の通りです。

  • 職業・勤務先
  • 雇用形態
  • 勤続年数
  • 年収
  • 住居の状況
  • 家族構成

これらの情報から、毎月安定した収入があるか、今後も収入を継続して得られるかをみます。一般的に、正社員は収入の継続性が高く、勤続年数が長い方は安定して働いていると判断されます。

ただし、正社員でなければ審査に通らないわけではありません。パートやアルバイトでも、安定した収入があれば申し込めるカードローンもあります。

過去のローンや申込みに関する情報(信用情報)

信用情報とは、クレジットカードやローンの契約内容、返済履歴などの個人情報です。信用情報機関に記録されており、カードローンの審査時に照会されます。

確認対象は、カードローンやキャッシングだけではありません。スマートフォン本体代金の分割払いなども含まれます。

信用情報は、毎月期日通りに返済していれば、基本的に審査において不利に働くことはありません。一方で、過去に延滞や長期の未払いがあると、審査に悪影響が及ぶおそれがあります。

過去の支払状況に心配がある方は、申込前に支払いの遅れがないか確認しておきましょう。

他社の借入状況(総量規制)

審査では、他社からの借入件数や借入残高も確認されます。貸金業者のカードローンでは、総量規制に抵触しないかをみるためです。

先述の通り、年収300万円の方は、貸金業者からの借入総額が原則100万円までです。したがって、すでに他社で60万円を借りている場合、新たに借りられる金額は原則40万円までとなります。

一方、銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、他社借入れの状況が審査に影響することもあります。すでに複数社から借りている方や借入残高が多い方は、銀行ごとの独自の基準で返済負担が重いと判断され、審査の通過が難しくなる可能性があります。

カードローンの審査に通過しやすくなる5つのポイント

審査が甘いカードローンはありません。審査の通過を目指すなら、チェック項目を踏まえて申込前にできる準備を徹底することが重要です。

カードローンの審査に通過しやすくなるポイントとして下記の5つが挙げられます。

  • 収入を安定させる
  • 借入希望額は年収の3分の1以内にする
  • 1つの金融機関に絞って申し込む
  • 他社借入れの件数・残高を減らしておく
  • 申込情報を正確に記入する

それぞれの準備方法を具体的にみていきましょう。

収入を安定させる

審査では、申込時点の収入の安定性が重視されます。毎月一定の収入がある方は、継続して返済できると判断されやすいためです。

正社員は一般的に収入の継続性が高く、安定しているとみなされる雇用形態です。一方で、短期アルバイトや日雇いの仕事は、収入が安定しにくいと判断される可能性があります。

転職したばかりの方も注意が必要です。勤続年数が極端に短いと、収入の安定性を判断するのが難しくなります。転職直後に申し込み、審査に通らなかった場合は、一定の勤務実績を積んでから再検討するとよいでしょう。

借入希望額は年収の3分の1以内にする

借入希望額が高いほど審査のハードルは上がりやすくなります。年収に対して借入額が多いと、返済が滞るリスクが高いと判断されやすいためです。

消費者金融などの貸金業者では、総量規制により借入総額が原則として年収の3分の1までに制限されます。借入希望額は、最大でも年収の3分の1までにとどめておきましょう。

銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、各銀行は独自の基準で返済能力を確認しており、年収に対して借入希望額が大きすぎる場合、審査のハードルが上がります。

ひとつの金融機関に絞って申し込む

短期間に複数のカードローンへ申し込むのは避けましょう。

申込みの履歴は信用情報機関に記録されるため、複数社へ同時に申し込むと、審査でその事実も把握されます。

同時期の複数の申込みは、金融機関から返済能力に心配があるとみられ、次の審査に影響するおそれがあります。

申込先は、条件や返済方法を比較したうえで1社に絞るのが基本です。審査結果が出る前に、別のカードローンへ続けて申し込むのは控えましょう。

他社借入れの件数・残高を減らしておく

他社からの借入れが多い方は、申込前に借入状況を整理しましょう。審査では、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠なども確認されます。

借入件数や残高が多いと、返済負担が重いと判断される可能性が高いです。可能な範囲で返済を行い、使っていない借入枠があれば整理してください。

借入先をまとめたい方は、借換えやおまとめローンを利用することもできます。

関連記事:おまとめローンの審査はゆるい?審査基準や審査に通らない人の特徴とは

申込情報を正確に記入する

申込情報は、提出書類や信用情報と照合されます。年収や勤続年数、勤務先などに誤りがあると、申告内容の信頼性に懸念があると判断されるおそれがあります。

正確な情報を申告することは、審査をスムーズに進めるうえで欠かせません。誤った情報は、故意ではなくとも事実と異なる申告と受け取られ、確認に時間がかかるほか、審査結果に影響する場合があります。

申込前に、氏名・住所・年収・勤務先・他社借入額を確認するようにしましょう。

カードローンの審査手順と所要時間

カードローンの審査手順は大きく下記の3つのステップに分けられます。

  1. 1申込者の返済能力の確認
  2. 2信用情報機関への照会
  3. 3勤務先への在籍確認

審査は最短で申込み当日に完了する場合もありますが、2日~1週間程度かかるものと考えておきましょう。

各金融機関で細かな内容は異なるため、あくまで一般論とはなりますが、各ステップの詳細について紹介します。

1.申込者の返済能力の確認

返済能力は職業・年収・勤務先・家族構成などのさまざまな要素で確認されます。収入が十分と判断されれば、審査は問題なく先に進みやすくなります。

2.信用情報機関への照会

申込者の返済能力に問題がないと判断されると、続いて信用情報機関への照会が行われます。信用情報機関への照会は、他社での借入金額が申告内容と合致しているか、他社返済に遅れや返済事故がないかなどを確認する目的で行われます。

3.勤務先への在籍確認

信用情報機関への照会を経て問題がなければ、最後に勤務先への在籍確認が行われることがあります。

在籍確認は、申込時に申告した勤務先へ電話する方法が一般的です。勤務先であると申告した企業に、実際に所属しているかを確認する目的で行われます。

在籍確認にかかる時間は、1~2分といわれています。もし在籍確認時に不在であったとしても、在籍者であることが確認できれば確認済みとされます。

電話確認で勤務先に借入れが知られてしまうのではないかと心配に感じる方もいるでしょう。しかし、電話の中で金融機関名を名乗ることや審査の連絡であると伝えることはないため、基本的に勤務先に知られることはありません。

場合によっては勤務先名が記載されている源泉徴収票等の提出をもって、在籍確認とされるケースもあります。

カードローンの審査や契約に必要な書類

カードローンの利用を希望される方は、まずは審査申込みが必要となります。

最近では、Webサイト上に用意された申込用フォームに必要事項を入力するだけで、申込みが完了するケースが増えています。

審査を通過したあと、契約時に必要となる書類は主に以下の3つです。

  • 本人確認書類
  • 年収確認書類
  • 勤務先確認書類

本人確認書類

本人確認書類は、氏名・生年月日・住所などを証明するための書類であり、運転免許証やマイナンバーカードが代表的です。これらの提出によって、間違いなく本人からの申込みであることを証明します。

なお、提出前には書類の有効期限が切れていないことを確認しておきましょう。

年収確認書類

年収確認書類は、収入を証明できる書類を指します。貸金業者のカードローンの場合、50万円を超える申込みか、あるいは他社借入額と合わせ100万円を超える申込みでは、必ず提出が求められます。

会社員であれば会社から受け取る「源泉徴収票」、直近数ヶ月分の「給与支払明細」や「住民税決定通知書」などが利用できます。

自営業の方であれば、「確定申告書の控え」や「納税通知書」で証明ができます。

源泉徴収票や確定申告書の控えは年に一度しか入手できない場合が多いので、受け取った証明書類は大切に保管しておきましょう。

勤務先確認書類

勤務先確認書類は、本人が申告した会社に実際に在籍しているかどうかを確認するために必要となります。

申込先によって提出書類は異なりますが、直近の給与支払明細で確認してもらえる場合もあります。

また、電話で勤務先への在籍確認が行われることもあるため、実際に申込者の在籍が確認できる電話番号を記載するようにしましょう。

千葉興業銀行のカードローン「ちば興銀カードローン」は、WEBで簡単にお手続きができ、キャンセルも可能となっています。まずはお気軽に事前審査をお申し込みください。

カードローンの審査に関するよくある質問

カードローンの審査について、申込前によくある疑問をまとめました。審査の仕組みを知っておくと、申込時の心配を減らせます。

自分に合った申込先を選ぶためにも、消費者金融と銀行カードローンの違いや、「必ず通る」とうたう業者の注意点、審査に落ちた場合の対応方法について確認しておきましょう。

消費者金融と銀行のカードローンはどちらが審査が甘い?

消費者金融と銀行カードローンのどちらが審査に通りやすいかは、一概に判断できません。各金融機関の審査基準は非公開であり、外部から比較する手段がないためです。

消費者金融は貸金業法、銀行カードローンは銀行法にもとづき、どちらも返済能力を必ず審査します。審査の通過しやすさで比べるのではなく、金利や融資までの時間など、サービス内容の違いを確認しましょう。

銀行カードローンは上限金利が低めで、限度額が大きいサービスもあります。一方、消費者金融は即日融資や無利息期間に対応しているケースがあります。それぞれの特徴を比較し、自分の状況に合うカードローンを選びましょう。

「必ず通るカードローン」は本当にない?

「必ず通るカードローン」は存在しません。正規の金融機関は、法律にもとづいて申込者の返済能力を必ず審査するためです。

「必ず通る」「審査なし」「ブラックOK」などをうたう業者には注意しましょう。貸金業法第16条では、誇大広告が禁じられています。このような表現で利用を促す業者は、違法な業者の可能性があります。

高金利や違法な取立てなどのトラブルに巻き込まれるリスクもあるため、正規の金融機関かどうかを確認したうえで申し込みましょう。

出典:e-Gov法令検索「貸金業法|第16条(誇大広告の禁止等)

カードローンの審査に落ちたらどうすればいい?

カードローンの審査に落ちた場合は、すぐに別のカードローンへ申し込むのではなく、申込内容や借入状況など、下記のポイントを見直しましょう。

  • 借入希望額を減らす
  • 他社借入れを整理する
  • 続けて申し込まない

借入希望額が大きすぎると、返済能力を超えていると判断される場合があります。必要な金額に絞り、無理のない範囲で再検討してください。

また、他社借入れが多い方は、可能な範囲で返済を行い、借入件数や残高を整理してから改めて申し込む方が、再審査に通りやすくなります。

審査に落ちた直後に他社へ申し込むと、信用情報に申込履歴が残っているため、次の審査に影響するおそれがあるので注意が必要です。

カードローンの審査を受けるときはポイントを押さえよう

審査が甘い・緩いカードローンは存在しません。貸金業者や銀行は、法律にもとづいて申込者の返済能力を必ず確認します。

審査では、属性情報・信用情報・他社借入れの状況などがチェックされます。申込前に収入や借入状況を整理し、借入希望額を無理のない範囲に調整しましょう。

「必ず通る」「審査なし」などをうたう業者には注意が必要です。トラブルを避けるためにも、正規の金融機関を選び、申込みの必要事項を正確に記入しましょう。

カードローンなら、ちば興銀のカードローン!

最後に千葉興業銀行の「ちば興銀カードローン」の3つの特長をご紹介します。

  • 便利なWEB完結!申込みから契約まで来店不要でお手続き可能です。
  • ちば興銀に口座を持っていない方でも利用できます。
  • ガン保障付プランを選択可能です(0.8%の金利上乗せとなります)

WEBで簡単にお手続きができ、キャンセルも可能となっています。まずはお気軽に事前審査をお申し込みください。

若山卓也

若山 卓也(わかやま たくや)

証券会社からIFA(金融商品仲介業)に転じ、10年以上活動。
個人向けに個別株式、投資信託の提案を行う。
NISAやiDeCoを含む資産運用のほか、住宅ローン団信保険やクレジットカードなど、幅広い金融ジャンルで執筆。

<資格>証券外務員一種(日本証券業協会)、資産形成コンサルタント(日本証券アナリスト協会)、AFP(日本FP協会)

2026年9月14日現在

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