デンタルローンについて解説! 審査基準や利用するメリットもご紹介

自分の歯を治療したいと思っている方のなかには、費用が高額な治療を受けるために、どのように資金を用意すればよいか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、資金調達方法の一つであるデンタルローンについて「どんな商品なのか」「審査に通過できるのか」「そもそもローンを契約するべきなのか」といった疑問にお答えします。デンタルローンの審査基準やメリットとデメリット、デンタルローン以外の資金調達方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

デンタルローンとは

デンタルローンとは借入金の使いみちが歯科治療に限定される歯科治療費専用のローン商品です。ホワイトニングや矯正をはじめとする審美目的の歯科治療は保険診療の適用外であることがほとんどで自分で負担しなければいけない治療費用が高額になる場合が多いです。こういった時に、仮に手持ちの資金だけでは治療費を賄えなかったとしても、デンタルローンを利用して資金を治療費の支払いに充てることで治療を受けることができます。
なお、デンタルローンは、歯科医院で申込みができる提携デンタルローンと銀行をはじめとする金融機関で契約する銀行系デンタルローンに分けることができます。

デンタルローンのメリットとデメリット

デンタルローンを利用するメリットとデメリットについてそれぞれ解説します。

メリット:カードローンやフリーローンに比べて金利が低い

ローン商品には、マイカーローンやリフォームローンといった資金用途が制限される目的別ローンと、資金用途が制限されないフリーローンやカードローンがあります。一般的には、フリーローンやカードローンと比べて目的別ローンのほうが金利が低く設定されている傾向にあります。
使いみちが歯科治療費用の支払いのみに制限されているデンタルローンの金利は3~8%が相場となっており、カードローンやフリーローンと比べると低い金利で借入れを行える商品といえます。

デメリット:借入れには審査や手続きが必要

デンタルローンを利用するためには、審査に申し込んで通過する必要があります。くわしくは後述しますが、審査では主に申込人の返済能力を確認されます。また、審査を通過後には借入れのための契約手続きが必要です。金融機関によっては店頭での手続きが必要となる場合もあり、手間がかかる点がデメリットといえるでしょう。

デンタルローンの審査基準

前述の通りデンタルローンを利用するには審査に通らないといけません。審査は以下の3つの観点で行われることが一般的です。

  • 属性情報
  • 他社借入状況
  • 信用情報

属性情報

属性情報とは、勤務先や収入、家族構成など申込人の経済的・社会的状況を指します。居住形態や年数、雇用形態、固定電話の有無など様々な項目について確認されることが一般的です。
万が一返済が滞った場合に連絡がつきやすいかどうかもみられており、連絡がつきやすいとされる状況だと審査に有利に働くと言われています。具体的には持家であることや配偶者がいることなどが挙げられます。

他社借入状況

他社の借入状況も審査時に確認されます。すでに借入本数や金額が多い状況にあると、本当にローンの返済ができるのか疑われてしまう可能性があります。
可能であれば借入件数や借入金額を減らしておくほうがよいでしょう。また、借入状況は審査の過程で調査されるため、虚偽の申告をすることはやめましょう。

信用情報

信用情報とは、ローンやクレジットカードなどの契約内容や支払い状況の取引が登録された個人情報のことです。スマホの分割払いや日常的に利用するクレジットカードの支払いなどの記録が信用情報機関に積み重ねられていきます。
少額の延滞でも一定期間履歴は残り、審査を受けるときに返済能力を疑われることにつながりかねません。日々の支払いは遅れずにきちんと行うことが大切です。

デンタルローンの審査に通らないときの対処法

デンタルローンの審査に通らなかった場合、借入れの状況を見直したり、他のローンを選んだりすることで、借入れができ、希望する歯科治療を受けられる可能性もあります。

  • 借入本数を減らす
  • 他のローンの利用を検討する

以下で詳しくご紹介します。

借入本数を減らす

前述した通り、他社での借入状況が審査に影響を及ぼす可能性があるため、既存の借入れを完済して借入本数を減らすことが有効です。

ただ、これから追加で借入れを検討している方が、手持ちの資金で複数のローンを完済するというのは現実的ではないでしょう。こういった場合には、おまとめローンを活用してローンを一本化することも検討してみましょう。おまとめローンについて詳しく知りたい方は下記の関連記事をご覧ください。

関連記事:おまとめローンとは?借り換えとの違いやメリット・デメリットを解説

他のローンの利用を検討する

最も現実的な対処法は、他のローン商品の利用を検討してみることです。具体的には、資金用途の定めがないフリーローンやカードローンです。金利も割高にはなってしまいますが、その分審査にも通りやすいといわれているため、デンタルローンの審査に通過できなかった際には利用を検討してみましょう。

デンタルローン以外の資金調達方法

歯科治療の際にデンタルローン以外の資金調達方法は以下の3つです。

  • クレジットカード
  • カードローン
  • フリーローン

クレジットカード

クレジットカードで支払うことで、支払い日をクレジットカードの引き落とし日まで後にずらすことができます。クレジットカードであればポイントも貯まるためお得です。
ただし、一括での支払いが難しく分割払いとする場合には金利がかかってしまう点やそもそもクレジットカード決済を導入していない医院もある点には注意しましょう。

カードローン

カードローンは必要な資金を都度調達できる借入手段です。資金用途は原則自由であるため、歯科治療にも利用できます。借入限度額内であれば何度でも借入れできるため、治療が複数回にわたる場合などにはぴったりの借入方法といえます。
コンビニATMと提携している金融機関であれば、店頭に行かなくても近くのコンビニでお金を引き出すことができます。

フリーローン

フリーローンとは、借入当初に必要な金額を一括で借りて、その後毎月返済を行う商品です。カードローンとは違い何度も借入をすることはできません。利便性という観点ではカードローンに劣るようにみえますが、毎月決まった金額を返済するため計画的に資金計画を立てられる点がフリーローンのメリットです。

関連記事:カードローンとフリーローンの違いは?メリットやデメリットも解説!

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2023年6月30日現在