カードローンの借り換えとは?メリット・デメリットや選び方、注意点を解説

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カードローンの金利が高く、返済負担が大きいため見直しを考えている方もいらっしゃるでしょう。カードローン返済の負担軽減に役立つ方法として、より条件の良いローンへ切り替える「借り換え」があります。

カードローンの借り換えによって金利が下がれば、利息の負担や毎月の支払額の軽減が期待できます。

この記事では、カードローン借り換えのメリット・デメリット、検討すべきケースを解説します。手順やシミュレーションについても紹介しますので、参考にしてください。

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カードローンの借り換えとは

カードローンの借り換えとは、新たに別のカードローンでお金を借りて、現在利用しているローンを清算することです。より低い金利の別のローンで完済し、返済先を変更あるいは一本化するのが主な目的です。

例えば、A社からカードローンを金利15.0%で100万円借りている場合、利用日数が1日増えるごとに約410円の利息を負担することになります。これに対して、同額をB社から金利5.0%で借りた場合の利息は1日約136円です。わずか270円の違いと考えてしまいがちですが、1ヶ月だと約8,000円、1年では約10万円の差になります。

全額を借り換えなくても、一部を低い金利のカードローンに移すだけで、その分の利息を抑えられる可能性もあります。

カードローンの借り換えとおまとめローンの違い

月々の返済負担を見直す方法として、カードローンの借り換えのほかにおまとめローン(フリーローン)があります。

どちらも返済負担の軽減を目的としていますが、仕組みや使い方が異なります。

カードローンの借り換えは、現在返済しているローン会社から別のローン会社へと乗り換える方法です。基本的に1社から1社への切り替えを指します。必要に応じて追加の借入れも可能です。

おまとめローンは複数の借入れを一つにまとめるローンです。返済日や支払額を一本化できるため、管理がしやすくなります。おまとめローンは借り換えの一種といえますが、既存の借入れを完済したあとは返済専用となり、追加の借入れはできません。

それぞれの特徴を理解し、自分の状況に合った方法を選びましょう。

関連記事:おまとめローンの審査はゆるい?審査基準や審査に通らない人の特徴とは

カードローンを借り換えるメリット

カードローンを借り換える主なメリットは以下の3つです。

  • 金利が下がることで利息を減らせる
  • 毎月の支払額が減る可能性がある
  • 返済管理がしやすくなる

借り換えによって、金利や毎月の返済負担を見直せます。それぞれのポイントを確認していきましょう。

金利が下がることで利息を減らせる

冒頭でもお伝えしたように、現在借りているカードローンよりも金利の低いカードローンへ借り換えできれば、利息負担を抑えることができます。

現在のカードローンを申し込んだタイミングよりも収入が増加しているなど、審査に有利な状況にある方は借り換えを検討するといいでしょう。

関連記事:低金利のカードローンを借りたい!金利の仕組みと利息の計算方法

毎月の支払額が減る可能性がある

カードローンはサービスごとに返済方法や毎月の支払額が異なるため、借り換え後のカードローンによっては月々の支払額を減らせる場合があります。

ただし、月々の支払額が減るということは、それだけローンの支払期間が長くなるという点には注意する必要があります。

返済管理がしやすくなる

自身に合ったカードローンへ借り換えることで利便性が向上する場合もあります。

例えば、返済方法が口座からの自動引き落としの場合、給与の受取口座と同じ銀行でカードローンを借りれば、返済のたびに別の銀行口座へ資金を移動させる必要もありません。

また、日ごろ利用しているATMでの利用手数料がかからないカードローンへ借り換えることで手数料を抑えることもできます。

金利や支払額だけではなく、利便性の観点から自分に合ったカードローンを検討しましょう。

カードローンを借り換えるデメリット

カードローンの借り換えには多くのメリットがあります。一方で、以下のデメリットや注意点も把握しておきましょう。

  • 支払総額が増加する可能性がある
  • 再審査に通過しなければ借り換えられない

ここでは、借り換えのデメリットについて具体的に解説します。

支払総額が増加する可能性がある

カードローンを借り換えることで支払総額が増えてしまうこともあります。

借り換えで月々の支払額を減らすと、その分利用残高の減少のスピードが遅くなり、利用日数も長期化するため、結果として支払総額が増加してしまうというパターンです。

リボ払いからカードローンへ借り換える場合も同様で、たとえ借り換えによって金利が低くなったとしても、利用日数が長期化すると支払総額が増加する可能性があります。

カードローンの借り換えを検討する際は、月々の支払額という短期的な目線だけで考えるのではなく、支払総額を含めた長期的な目線で返済プランを立てることが大切です。

再審査に通過しなければ借り換えられない

現在カードローンを借りられているからといって、新たに別のカードローンの審査を通過するとは限りません。利用中のカードローンを延滞したことがある場合や、収入などの状況が変わっている場合、審査基準を満たさないことがあります。

また、審査基準には金融機関や消費者金融によって差があるので、現在利用中のカードローンの審査に通過した際と状況に変化がない方でも、同じように通過するとは限らない点にも注意が必要です。

関連記事:カードローンの審査は甘い?厳しい?知っておきたい要素や手順・時間を紹介

カードローンの借り換えを検討したほうがいい方

以下の3点に当てはまる方は、カードローンの借り換えによるメリットが大きくなる可能性があるため、借り換えを検討してみてもいいでしょう。

  • 金利が高いと感じている方
  • 現状の借入先が不便だと感じている方
  • 毎月の支払負担が大きい方

サービスや支払額に不満を感じていることで借り換えに踏み切る方もいるでしょう。

以下で、それぞれ詳しく紹介します。

金利が高いと感じている方

金融機関や消費者金融がお金を貸すには「利息制限法」や「貸金業法」などの各種法令を遵守しなければなりません。

利息制限法では貸付金額に応じて以下のような上限金利が設けられています。

貸付金額 上限金利
10万円未満 年20.0%
10万円以上100万円未満 年18.0%
100万円以上 年15.0%

ご利用中のカードローン金利が上限金利に近い場合、借り換えすることで金利の引下げ余地があるといえます。

出典:日本貸金業協会「上限金利について

現状の借入先が不便だと感じている方

提携しているATMが少ない、返済方法が自分に合っていないなど、現在のカードローンに不満を感じている方もいるでしょう。

入金忘れなどでカードローンの延滞履歴などができてしまうと、例えば車の購入時にカーローンを借りたくても審査に通らなくなってしまうおそれがあります。

リボ払いを利用している方は、それによってクレジットカードの利用限度額を圧迫しています。こうした方はカードローンに借り換えることでクレジットカードの利用限度額が復活し、ショッピングなどに利用できるようになります。

支払いや利用状況に不便を感じるようならば、選択肢の一つとして借り換えを検討するのも良いでしょう。

毎月の支払負担が大きい方

月々の支払負担が大きく生活を圧迫しているような状況であれば、返済方法の異なるカードローンへ変えることで支払負担を抑えられる可能性があります。

なお、こうした場合には、まずは借入先の金融機関などに相談してみることをおすすめします。多くの金融機関、消費者金融は借入れを希望している方の状況に応じられるよう数種類のローンサービスを用意しています。利用中のカードローンよりも現状に合ったサービスを提案してもらえるかもしれません。

カードローンの借り換えを検討しなくてもいい方

カードローンの借り換えはメリットがあるように見えるのですが、人によっては借り換えをしないほうがいい場合もあります。

わざわざ手続きをしたのにあまり状況に変化がないといったことにならないよう、以下2点のどちらかに当てはまる方は借り換えるべきかどうか慎重に検討しましょう。

  • 借入金額がそれほど大きくない方
  • 現在のカードローンで延滞履歴がある、もしくは自己破産している方

それぞれ詳しく解説します。

借入金額がそれほど大きくない方

そもそもの借入金額が小さいと、仮に金利が下がったとしても支払額が大きく変わることはありません。

下記のように、借入残高が100万円の場合、1年間で約5万円の違いがあります。一方、借入残高が10万円の場合、年間で軽減できる金額は約5,000円です。

借入残高 年利 利息負担 1年間の違い
100万円 15.0% 15万円 約5万円
10.0% 10万円
10万円 15.0% 1万5,000円 約5,000円
10.0% 1万円

借り換えによって手間がかかる割に、あまりメリットはありません。このような方の場合は、借り換えの必要性は小さいでしょう。

現在のカードローンで延滞履歴がある、もしくは自己破産している方

借り換えをするには、新たに別のカードローン契約を結ばなければいけません。

契約を結ぶには審査に通過する必要があります。その際に金融機関や消費者金融の重視するポイントは、お金を滞りなく返してくれるかということです。

現在のカードローンで延滞履歴がある、自己破産しているということは、返済の約束を反故にする可能性があるとみなされ、審査を通過する可能性が低いことを頭に入れておきましょう。

カードローンの借り換え先はどう選ぶ?

カードローンの借り換え先を選ぶ場合、複数の観点での比較が必要です。

特に以下のポイントを確認しましょう。

  • 金利の低さを確認する
  • 月々の最低支払額を基準に選ぶ
  • 借入れ・返済方法を確認する
  • 借り換え前に返済計画をシミュレーションする

このように、借り換え先を選ぶ際は、金利の低さだけでなく、返済のしやすさや支払総額まで見据えて検討すると安心です。それぞれについて詳しく解説します。

金利の低さを確認する

借り換えによるメリットを最大限に得るためには、現在よりも低い金利のカードローンを選ぶのが基本です。

カードローンの金利は、利息制限法により借入金額に応じて年15.0~20.0%の範囲内と定められています。ただし、実際に各社が設定する上限金利は異なります。

銀行の場合は上限金利を年14.0~15.0%程度に設定している場合が多く、消費者金融であれば、年18.0%程度に設定している傾向があります。

なお、利用者の借入金額や信用情報など、個別の状況によって実際に適用される金利は異なります。利用を検討している各社のWebサイトを比較しつつ、実際の適用金利は審査結果によって決まる点も念頭に置いておきましょう。

出典:日本貸金業協会「上限金利について

月々の最低支払額を基準に選ぶ

カードローンごとに最低支払額は異なります。提供している会社によっては、月々1,000~2,000円程度に支払額を設定している場合もあります。

毎月の支払額が増えると家計を圧迫する可能性が高くなるでしょう。支払額が少ないほど家計への負担は軽くなるため、自身の収入や支出を踏まえ、無理なく支払える金額かどうかを基準に選ぶことが大切です。

借入れ・返済方法を確認する

借り換え先のカードローンが、自分のライフスタイルに合った借入れ・返済方法に対応しているかどうか確認しましょう。

繰上げ返済を手軽に行えるタイプであれば、余裕のある月に多めに返済できるので、利息負担の圧縮につながります。

銀行ATMや提携コンビニATMで借入れ・返済ができるか、インターネットバンキングやアプリから繰上げ返済が可能か把握しておくと安心です。日常的に利用しやすい方法かどうかも確認しておきましょう。

また、返済時に手数料がかかる場合はその分負担が増えるため、ATM手数料の有無もあわせてチェックすることをおすすめします。

なお、毎月一定額を返済するもののほか、借入残高に応じて変動するタイプもあります。タイプによって家計への負担が変わってくるので、返済方法はしっかり確認しておきましょう。

関連記事:カードローン返済の仕組みとは? 無理なく返済する自分に合った方法・コツを知ろう

借り換え前に返済計画をシミュレーションする

低い金利のカードローンに借り換えても、返済期間が延びれば返済総額はかえって増えるケースがあります。金利が下がったから安心と決めつけず、借り換えの前後で返済総額がどう変わるかをシミュレーションして判断しましょう。

金融機関のWebサイトにあるローンシミュレーターに借入金額・金利・返済期間を入力すれば、月々の支払額や利息総額の目安を把握できます。

借り換え前の条件と比較して、負担が軽減されるかどうか、数字を見て判断しましょう。

カードローンの借り換えシミュレーションによる支払額の差

実際にカードローンを借り換えると支払額にどの程度の差が生じるのか、二つのパターンでシミュレーションしてみましょう。

なお、本シミュレーションはあくまで概算であり、実際の支払額は金融機関の条件によって異なります。

別のカードローン会社で200万円を借り換える場合

年15.0%のカードローンをそのまま利用した場合と、年10.0%のカードローンへ借り換えた場合を比較します。支払期間は5年(60回)です。

借り換えなかった場合 借り換えた場合
借入金額 2,000,000円 2,000,000円
金利 年15.0% 年10.0%
毎月の支払額 47,580円 42,494円
支払期間 5年(60回) 5年(60回)
利息総額 854,800円 549,640円
支払総額 2,854,800円 2,549,640円

5年間の支払総額には約30万円の差があります。利用日数が長期化すると、さらに支払負担に差が生じます。

リボ払いからカードローンへ200万円を借り換える場合

リボ払い(手数料率年18.0%)からカードローン(年10.0%)へ200万円を借り換えた場合を比較します。

なお、実際のリボ払いは、利用先の返済方法や毎月の支払額によって支払期間や利息総額が異なります。そのため、このシミュレーションは借り換えによる負担差の目安を示す参考値としてご覧ください。

借り換えなかった場合※ 借り換えた場合
借入金額 2,000,000円 2,000,000円
金利 年18.0% 年10.0%
毎月の支払額 50,000円 42,494円
支払期間 5年1ヶ月(62回) 5年(60回)
利息総額 1,063,357円 549,640円
支払総額 3,063,357円 2,549,640円
※定額方式で毎月の支払額を50,000円と設定した場合

支払総額には約50万円の差が生じます。借り換えた場合、月々の支払額も8,000円以上低くなるため、家計の負担軽減が期待できます。

関連記事:リボ(リボルビング)払いとは?仕組みや支払方式・注意点を紹介

カードローンの借り換え手順

カードローンの借り換えの手順は金融機関ごとに異なりますが、大まかな流れとしては下記の通りです。

  1. 1審査申込み(事前審査)
  2. 2正式申込み(書類手続き)
  3. 3ローンカードの受取り(利用開始)
  4. 4他社カードローンの返済・解約

事前審査を通過すれば、その後の正式申込みも問題なく手続きできるケースがほとんどです。

借り換えを検討中の方は、まずは事前審査だけでも申し込んでみることをおすすめします。

審査申込み(事前審査)

カードローンの主な申込方法は下記の通りです。

  • WEB
  • 電話
  • 店舗

自分が申込みしやすい方法を選びましょう。WEB申込みであれば24時間365日いつでも自分の都合が良いタイミングで手軽に申込みができ、時間と場所を選びません。

正式申込み(書類手続き)

審査申込み(事前審査)を通過すると正式申込みへと移ります。正式申込みの際には下記の書類を準備しておくとスムーズに手続きが進みます。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類
  • 通帳や印鑑
  • 諸費用(振込手数料や印紙代)

収入証明書類は、会社員の場合は「源泉徴収票」、自営業の場合は「確定申告書」や「納税証明書」が一般的です。いざという時にすぐに準備できるよう普段から大切に保管しておきましょう。

ローンカードの受取り(利用開始)

正式な申込みが完了するとローンカードが自宅に届きます。

最近はカードレスのカードローンもあり、ローンカードがなくても利用開始できる場合もあります。

他社カードローンの返済・解約

新たなカードローンでの借入れができたら、その資金でもともと利用していたカードローンを返済・解約すれば、一連の借り換えの手続きは完了です。

カードローンの借り換えは低金利かつ返済が簡単になるほうを選ぼう

カードローンの支払いを負担に感じている場合は、借り換えを検討することも選択肢の一つです。その際は、金利だけで判断するのではなく、毎月の支払額や返済方法まで含めて比較することが大切です。

自身の状況や生活スタイルを考えて、無理なく返済できるかどうかを基準に借り換え先を選びましょう。

繰上げ返済が可能なローンを選べば、効率よく元金を減らせるので、支払総額の抑制にもつながります。

ただし、カードローンの借り換えには再審査が必要です。シミュレーション結果も参考にしながら、無理のない範囲で見直しを検討しましょう。

カードローンを借り換えるならちば興銀!

千葉興業銀行の「ちば興銀カードローン」のご利用限度額は最大1,000万円で、借り換え資金としても利用できます。

申込みから契約まで来店不要のWEB完結型にも対応しており、WEB完結型をご利用の場合は金利が0.1%割引されます。借入れは、アプリや全国の提携コンビニATMから可能です。

来店不要で申込みでき、最短で翌営業日に審査結果がわかります。

カードローンの借り換えを検討している方は、条件を確認したうえで事前審査をお申込みください。

桜井鉄郎

桜井 鉄郎(さくらい てつろう)

ファイナンシャルプランナー 同志社大学経済学部卒業
東証プライム上場の金融機関で住宅ローンの相談業務を担当。
受付から審査、担保評価、火災保険、ローン実行まで全ての手続きに携わる。
現在はFP業務と並行し金融や不動産、相続に特化したWebライターとして活動し、
執筆・監修した記事は160本に及ぶ。

<資格>1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士、証券外務員1種、行政書士 など

2026年5月19日現在

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