カーローンの借り換えはお得?借り換えが向いている方とタイミングを解説

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カーローンの借り換えを検討しているものの、手続きが煩雑に感じられたり、自分にメリットがあるのか判断できなかったりして、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

カーローンの借り換えによって、返済中のカーローンをより金利の低いローンへ乗り換えられれば、利息の負担が軽くなり、返済総額や毎月の支払いを抑えられる可能性があります。現在ディーラーローンを利用している方はもちろん、ほかの銀行ローンを利用している方も、借り換えの対象です。

ただし、借り換え先で必ず金利が下がるとは限らず、負担を軽減できる方もいれば、あまり効果が得られない方もいます。だからこそ、自分のケースに当てはまるかどうかを見極めることが重要です。

この記事では、借り換えの仕組みやメリット・デメリット、向いている方・向いていない方、手続きの流れや適したタイミングまで、順を追ってわかりやすく解説します。

カーローンの借り換えとは

カーローンの借り換えとは、現在利用中のカーローンを別の金融機関などで新たに契約したローンによって一括返済し、借入先を乗り換える仕組みです。

借り換えの主な目的は、現在よりも金利の低いローンへ切り替えることで、返済総額や毎月の返済負担を軽減することにあります。

ただし、金利は市場環境や金融機関の方針によって変動するため、借り換えのタイミングによっては現在よりも金利が高くなり、返済総額や毎月の返済負担が増える可能性もあります。

借り換えを検討する際は、金利だけでなく諸費用や返済条件も含めて総合的に比較することが大切です。

ディーラーローンと銀行カーローンの違い

カーローンには、主に「ディーラーローン」と「銀行カーローン」の2種類があります。

カーローンの借り換えを検討する際は、まず「現在利用しているカーローン」の基本的な特長を把握しておくことが大切です。

ディーラーローンと銀行カーローンの主な特長比較
ディーラー
ローン
銀行
カーローン
金利の傾向 比較的高い 比較的低い
車の名義 ディーラー・
信販会社名義が多い
契約者本人名義
審査の
スピード
審査に比較的通りやすい
即日~数日で完了
厳格に審査される
手続き完了まで数日~数週間かかる傾向がある
繰上返済
手数料
完済時に手数料が発生するケースが多い 条件次第で手数料無料になる場合もある
中途解約・
一括返済時の手続き
車の所有権解除の手続きが必要 完済が確認されれば解約完了
  • 上記は一般的な傾向を示したものであり、実際の条件は契約内容によって異なります。

このように、現在組んでいるローンの種類によって、金利の水準だけでなく所有権の状態や審査のスピードなども異なります。

カーローンの借り換えで期待できるメリット・効果

カーローンの借り換えには、家計の支出を最適化し、資産としての車の利便性を高める大きなメリットがあります。具体的なメリットは以下の通りです。

  • 返済総額・月々の返済負担を軽減できる可能性がある
  • 車の所有権を自分名義に変更できる

それぞれについて詳しく解説します。

返済総額・月々の返済負担を軽減できる可能性がある

カーローンを現在よりも低い金利のカーローンへ借り換えることで、利息負担が減り、返済総額や毎月の支払額を抑えられる可能性があります。特に、借入残高が多く、返済期間が長く残っている場合は、金利差による利息の軽減効果を得やすい傾向があります。

一方で、金利は政策金利や市場環境、金融機関の方針などの影響を受けて変動します。借り換えを検討する際は、その時点の金利水準や諸費用も含めて比較し、返済総額が本当に少なくなるかを確認することが重要です。

車の所有権を自分名義に変更できる

借り換えによってディーラーローンを一括返済し、所有権を解除できれば、車を自分名義に変更できる可能性があります。自分名義に変更できれば、売却や譲渡、名義変更などの手続きが進めやすくなり、車の管理や活用の自由度が高まるでしょう。

ディーラーローンは、完済するまで車の所有者が販売店や信販会社となる「所有権留保」が設定されるケースが一般的であり、売却や買い替え、名義変更を行う際には所有権解除の手続きが必要になります。

カーローンを借り換える場合のデメリット・注意点

カーローンの借り換えは返済負担の軽減を図る手段ですが、手数料や金利動向の変化により、期待した経済的メリットが得られないケースも存在します。

以下の注意点を理解し、自身の契約状況を十分に精査したうえで判断することが重要です。

  • 手数料で返済総額が高くなる場合がある
  • 借り換え後の金利は申込時点の市場金利がベースに決定される
  • ディーラーローンの一括返済で違約金がかかる場合がある

それぞれについて詳しく解説します。

手数料で総額が高くなる場合がある

借り換えでは、元のローンにはなかった以下のような費用が発生する可能性があります。

費用項目 内容
保証料 保証会社利用時に必要となる費用
繰上返済/
一括返済手数料
現在の借入先へ支払う手数料
印紙代など 新たな契約書に必要な費用
  • 保証料は金利に含まれる場合あり

これらの費用を考慮せずに借り換えると、金利が下がっても手数料負担によって総額が増えてしまう可能性があります。

借り換えを検討する際は金利だけを比較するのではなく、「金利+各種手数料」の総額で判断することが重要です。

借り換え後の金利は申込時点の市場金利がベースに決定される

カーローンを借り換える場合、新たな契約に適用される金利は、原則として申込時点の市場金利をベースに決定されます。

また、借り換え先が変動金利型の場合、契約後も市場金利の動向に応じて、返済期間中に適用金利が見直される場合があります。借り換え時に有利な金利で契約できたとしても、その後に金利が上昇すると、返済負担が増える可能性がある点に注意が必要です。

特に、過去の低金利時に組んだローンや、すでに非常に低い金利で契約している銀行ローンなどは、借り換えによるメリットを得にくい傾向があるでしょう。事前に返済シミュレーションを行い、効果を確認することが大切です。

ディーラーローンの一括返済で違約金がかかる場合がある

ディーラーローンや信販会社のカーローンでは、中途一括返済に条件が設けられている場合があるため、注意が必要です。契約内容によっては手数料や違約金が発生することがあり、借り換えによるメリットが減ってしまう可能性があります。

また、払い終わるまで所有権がディーラー側に設定されている場合は、一括返済後に所有権解除の手続きが必要になることがあります。

借り換えをスムーズに進めるためにも、事前に契約書や返済条件を確認し、発生する費用や必要な手続きを把握しておくことが重要です。

カーローンの借り換えが向いている方

借り換えによるメリットが大きいのは、現在のカーローンの返済条件よりも、新たに申し込むローンの条件が改善されるケースです。

具体的には、以下のような状況の方が当てはまります。

  • 現在のカーローンの金利が高い
  • カーローンを組んだ時点よりも家計が良くなっている
現在のカーローンの金利が高い

現在のカーローンの金利が高い場合には、借り換えによって返済総額が変わったり、月々の負担を抑えたりできる場合があります。

自動車販売会社のディーラーローンは、銀行カーローンと比較すると金利が高い場合が多いです。ディーラーローンを組んでいて金利を抑えたい方は、一度借り換えを検討しておくとよいでしょう。

ローンを組んだ時点よりも家計が良くなっている

過去にローンを組んだ時点よりも収入が増えているなど、自身の経済状況が良くなっている状態で改めて銀行のローンの審査を申し込むことで、より低い金利のカーローンを借りられる可能性があります。

過去に銀行などでローンの審査に落ちてしまった方でも、家計が改善していれば借り換えられる可能性は十分にあるでしょう。

関連記事:マイカーローンの金利はどれくらい?各金利相場を比較して安いものを選ぼう

カーローンの借り換えが向いていない方

借り換えには諸費用や手続きの負担が伴うため、状況によってはコストのほうが上回り、メリットが期待できない方もいます。以下の条件に当てはまる場合は注意が必要です。

  • 返済期間がほとんど残っていない
  • 借り換え前後のローンの金利差が小さい
返済期間がほとんど残っていない

カーローンの返済期間がほとんど残っていない場合、金利が低いからと乗り換えても、返済総額はあまり変わらない可能性があります。

手数料などが発生する場合にはむしろ返済総額が増えてしまうことも考えられるため、借り換えには向いていないでしょう。

借り換え前後のローンの金利差が小さい

すでに銀行などで低い金利でローンを借りている方が少しでも金利を下げようと別の銀行で借り換えをして、仮に金利が0.1~0.2%下がったとしても、月々の返済額はほとんど変わらないでしょう。

こうした方は、借り換えにかかる手間を考えると、借り換えのメリットは小さいです。

カーローンを借り換える手順と必要書類

カーローンの借り換えをスムーズに進めるためには、手続きの流れや必要書類を事前に把握しておくことが大切です。

借り換えでは、新たなローンの審査だけでなく、現在利用しているローンの繰上返済や必要書類の提出など、複数の手続きが必要になります。

金融機関によって手続きの内容や提出書類が異なる場合もあるため、あらかじめ確認しておくことで、審査や契約を円滑に進めやすくなります。

カーローン借り換え手続きの流れ

一般的にカーローンの借り換え手続きは、下記の手順で行われます。

  1. 1借り換えをするローン会社の仮審査を通過する
  2. 2現在ローンを借りている会社へ繰上返済したい旨を連絡する
  3. 3必要書類を準備して本審査を受ける
  4. 4本審査の通過後、新たなローンの資金で前のカーローンを繰上返済する

カーローンの借り換え審査に必要な書類

借り換え時には、下記のような書類が必要になる場合が多いです。

  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 勤務先や勤続年数が確認できる書類
  • 所得を証明する資料(源泉徴収票、住民税決定通知書、確定申告書の控えなど)
  • 現在借りているローンの返済予定表
  • 現在借りているローンの返済状況がわかるもの(通帳のコピーなど)
  • 自動車検査証(車検証)の写し
  • 銀行の届出印

どの書類が必要になるかは借入先によって異なるため、事前に確認が必要です。

カーローンを借り換えるベストなタイミング

カーローンの借り換えによる効果は、まだ残っている借入れ金額や返済期間によって大きく変わります。

カーローンは、返済期間が3~7年程度と住宅ローンなどに比べて短いケースが多く、購入後の早い段階ほど借入残高が多く残っています。そのため、まだ返済期間が多く残っている時期に低金利のローンへ借り換えると、利息を軽減しやすくなります。

一方で、返済期間が残り1~2年程度になると、削減できる利息よりも借り換え時の手数料などの費用が大きくなり、十分なメリットを得られない場合があります。

借り換えを検討する際は、返済状況と返済総額を比較し、効果が見込めるタイミングを見極めることが重要です。

カーローンを借り換える具体的な場面

カーローンの借り換えが有効な場面はいくつか存在します。

例えば、納車を優先してディーラーローンを契約したあとに、より低金利の銀行ローンを見つけた場合、契約直後で残っている借入れ金額が多いほど借り換え効果が期待できます。

また、残価設定ローン(残クレ)の残価を一括で支払うことが難しい場合や、ボーナス併用払いの負担を見直したい場合も、借り換えによって月々の返済負担を軽減できる可能性があります。

カーローンの借り換えに関するよくある質問

カーローンの借り換えを検討する際は、審査の難易度や審査に通らなかった場合の対応など、さまざまな点に疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。審査基準は金融機関によって異なるため、事前にポイントを理解しておくことが大切です。

ここでは、カーローンの借り換えに関する代表的な質問と回答を紹介します。

カーローンを借り換える場合の審査は厳しい?

借入れが高額になりやすい住宅ローンと比べると、一般的にカーローンの借り換え審査は厳しくはありませんが、借入れである以上、返済能力などを確認する審査が行われます。

支払い能力の有無を確認するため、下記の項目を総合的に判断して審査結果が決まります。

  • 年収
  • 勤続年数・雇用形態
  • 他の借入れの返済状況
  • 信用情報(滞納・債務整理の有無等)
  • 年齢・完済時年齢

事前に自身の状況を確認しておくことが大切です。

関連記事:マイカーローンの審査基準。審査に落ちる理由や落ちた時の対処法とは

カーローンの借り換えで審査に通らなかったらどうすればいい?

一般的に、金融機関は審査に落ちた理由を具体的には開示しません。しかし、審査基準は各社で異なるため、ほかの金融機関なら通る可能性があります。

ただし、短期間に複数の金融機関へ申し込むことは避けましょう。申込情報は信用情報に一定期間(6ヶ月程度)登録されるため、原因を見直したうえで時間を空けて再申し込みすることをおすすめします。

また、自分の返済能力を超えた金額を希望したことが要因で審査に落ちた場合、ほかの借入れを減らして返済負担率を下げたり、借入希望額や返済期間を見直したりすることも、審査を通過するための有効な対策となります。

家族名義・配偶者名義の車でも借り換えできる?

カーローンは、多くの金融機関で申込者本人が使用する車を対象としています。そのため、家族名義の車は対象外ですが、配偶者や同一生計の家族が所有・使用する車など、一定の条件を満たした場合のみ利用できるケースがあります。

なお、ディーラーローンから銀行ローンへ借り換える際に、銀行が「現在の車の名義がディーラーでも申込可能」としていても、実際に自分名義に変更できるかどうかは、ディーラー側の名義変更(所有権解除)の条件を満たす必要がある点に注意が必要です。

カーローン借り換えなら「ちば興銀マイカーローン」へ

千葉興業銀行の「ちば興銀マイカーローン」は、新車や中古車、オートバイの購入資金や、運転免許証の資格取得のための資金、現在借入れ中のカーローンの借り換え資金などに利用できます。

借入金額は最大2,000万円で、借入期間は最長15年まで可能。忙しく来店が難しい方でも、WEB完結申込みなら来店不要で契約まで完結できるので利便性が高いです。

ではここで、ちば興銀マイカーローンの4つのポイントについて紹介します。

関連記事:ちば興銀のマイカーローンとは?どんな人におすすめかなどを解説

ちば興銀のマイカーローンの4つのポイント

Point1

お車に関する費用や新車・中古車・オートバイの購入、運転免許証の取得資金、現在ご返済中の自動車ローンのお借換え資金にご利用いただけます。

ちば興銀のマイカーローンは、お車に関する直接的な費用、新車・中古車・オートバイの購入だけでなく、運転免許証の取得資金、現在ご返済中の自動車ローンのお借換え資金としてご利用いただけます。

Point2

お借入金額は最大2,000万円まで、お借入期間は最長15年と長期のお申込みができます。

お借入金額としては、10万円以上最大2,000万円で1万円単位での設定が可能です。また、お借入期間6ヵ月以上最大15年で1ヵ月単位での設定が可能です。

Point3

担保/保証人不要

担保・保証人は不要です。
*保証会社が必要と認めた場合等、連帯保証人が必要となる場合がございます。

Point4

WEB完結でお申込みいただけます。

ちば興銀のマイカーローンはお申込みからご契約までWEB完結でお手続きいただけます。
さらにWEB完結型の場合、お借入利率から0.1%金利を割引いたします。

千葉興業銀行からのメッセージ

ちば興銀マイカーローンは、現在ご返済中の自動車ローンのお借換え資金にご利用いただけます。
一般的なディーラーローンや残価設定型ローンは当行にて取り扱うマイカーローンと比べて金利が割高であることが多いため、当行のマイカーローンへのお借換えによって、金利が下がり、月々のご返済負担を小さくできる可能性があります。
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若山卓也

若山 卓也(わかやま たくや)

証券会社からIFA(金融商品仲介業)に転じ、10年以上活動。
個人向けに個別株式、投資信託の提案を行う。
NISAやiDeCoを含む資産運用のほか、住宅ローン団信保険やクレジットカードなど、幅広い金融ジャンルで執筆。

<資格>証券外務員一種(日本証券業協会)、資産形成コンサルタント(日本証券アナリスト協会)、AFP(日本FP協会)

2026年9月16日現在

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